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#1 はじめて日記かいてみたよ 小さな幸せ。

【これは個人の日記とフィクションのあいだのお話。95%くらいが実際のことで、5%くらいがフィクション(ルカという名前の女の子の存在と、その子の日記という設定がフィクション)】

ママが日記を書いてみたらっていうから、今日からやってみようとおもう。
日記を書くのは生まれて初めてで、続けられるかわからないけれど、「日記をつけることは自分を知るのにちょうど良いし、自由におもったことを書けばいいだけよ」ってママが言うから、こうして今、書いている。
ほんとうはママも書きたいみたいなんだけど、でも、書きたくても書けないんだって。
そう言ったときのママは少し悲しそうだったけれど、わたしにnoteの使い方を教えてくれているときは、なんだかとっても楽しそうだった。
きょうは、ママに付き合って、図書館に本を返しに行って、それからママの好きなお店でクッキーを2箱買った。ママはこのお店のクッキーが大好きでストック用に買ったんだって。お店には張り紙がしてあって、来週からぜんぶ値上がりするみたい。
ママは「いつかこのクッキーも、そんなにひんぱんに買えなくなってしまうかもしれないわね」と残念がっていた。わたしもここのケーキがだいすきで、ちょっとしたごほうびにたまに買ってもらっているんだけど、そういうときママは「ケーキは小さな幸せよ」といつも言う。たしかに、なくたって生きていけるけど、たべるととても幸せ。それに、おいしいだけじゃなくて、ちいさくて、見た目がきれいだもの。

それからスーパーによって、夜ごはんのざいりょうをすこし買った。
特売でひろしま産のカキが売っていたから、そこでママは今夜のメニュウを思いついたんだって。カキを手に持って「カキのクリームシチューにしましょう」といった。
さいきん急にさむくなってきたから、シチューはちょうどいいと、わたしもおもった。
2時ごろ、おうちに帰ってきて、3色ごはん(いり卵と鶏そぼろと野沢菜漬け)を作ってもらってたべた。きのうの残りのおみそしるも。
それから、ママはおうちのことをしたり、残っていたクッキーとつめたいカフェオーレでお茶もした。

夜になって、わたしはパパがかえってくるまでのあいだに、日記をかいている。
もう夜の9時ちかくだから、きょうはかえってくるのがおそくなりそうだとおもう。
ママは「遅くたっていっこうにかまわない」といつも言っている。
本を読んだり、お風呂に入ったり、テレビをみたり、スドク(数独)をして待てばいいし、それは幸せなこだとおもっているみたい。
お外で働くのはたいへんなんだということはママもとてもよくわかっているから。(ママは今、おやすみ中なんだって)
「疲れてかえってくるひとを笑顔で迎える」のが、今のわたしたちのつとめなんだって。
すこしお腹がすいたけれど、パパが帰ってくるまでごはんを待っている。

いま、「おわったよ」のでんわがかかってきたみたいだから、きょうはこれでおしまい。


【あとがき】
ここでいうママは、わたし自身のこと。
娘ルカはわたしを客観的に見る別人格者であると同時に、時にその心はわたし自信の心でもある。
自分視点だと、日常の平凡な自分の生活はぜんぜん書けなくて。
(でも面白いことに、書き手を第三者にしたらスラスラかけるのは何故だろう)
もっと精神的に自由になりたくて、自分を解放させたくて、ありのままの自分を表現できるように練習中。
今日はこんな平凡な日でしたが、そんな中でもこれから、感謝や気づきなど発見できるように書いていこうと思っています。
そしてわたし自身が「淡々としているけど心地よく、ずぅっと読んでいたくなるような小説」が好きなので、いつかはそんなものを書けたらいいなと思っています。そして少しでもそれがどなたかの安らぎや心地よさになってくれるようなものを目指しています。

もし、最後まで読んでくださった方がいましたら、今日も心より感謝申し上げます。さらに何度かわたしの記事を読んでくださっている方にはより一層心より感謝申し上げます!いつもありがとうございます!!














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