歯の健康づくり
はじめに
「いい歯」の語呂合わせで、11月8日は「いい歯の日」です。
この機会に、数年前に虫歯で歯医者さんにかけ込んで以来、健康を取り戻しているぼくの歯のはなしをご紹介します。
歯医者にかけ込んだ話
数年前に、歯医者さんにかけ込んだのは虫歯の痛みがきっかけでした。銀歯のところがキリキリと痛んで、どうにもならなかったのです。
歯医者さんのはなしでは、この虫歯は奥深くまで進行しているので治療完了まで数ヶ月かかるということでした。
またせっかく治療するのだから、白い歯に仕上げたらどうですかというお薦めでして、こうしてぼくの歯科通院が始まります。
口のなか全体のレントゲンを撮り、他の歯の状態も確認してもらい治療をはじめます。最初の治療方法の説明で受けとめた印象以上に歯元奥深くまでとどくミリ単位の離れわざで数ヶ月かけて治療してもらい、おかげさまで虫歯だった銀歯が健康な白い歯に仕上がりました。
他処の歯医者さんでは抜いてしまうような虫歯の状況だったと感じておりましたら、この歯医者さんでは「歯はでき得る限り抜かず、自分自身の歯を残す方針」だということで感銘を受けた次第です。
引き続き定期検診へ
虫歯の治療はおわりましたが、「次回は3ヶ月後に検診に来てください」と、さりげなく定期通院が始まります。いま振り返るとこれがぼくの歯の健康への第一歩でした。
いつもドキドキしながら少し早めに歯医者さんに行くのですが、あの何か清涼感がある待合室にいると落ち着きますね。
さて、歯科定期検診では、歯ぐきの状態をチェックし、個々の歯を整え、噛み合わせを調整するといった具合です。歯科定期検診に通いはじめて2、3年になりますが、今となっては口のなかの状態は良くなったと感じます。
歯科定期検診に通う前にも毎日の歯磨きをしていましたが、歯磨きポイントが不充分だったと、いま振り返って感じます。歯磨きのコツは歯の一本いっぽんを意識してひとつの歯ごとに歯磨きを仕上げることです。車好きの人が車のパーツごとに洗車することに似ています。
一本の歯を仕上げるには、歯と歯の間をきれいにすることが大事で、これには歯間ブラシを使います。歯と歯の間のすきまは広かったり狭かったりするので、細めと太めの歯間ブラシを使い分けるのがコツです。
歯科定期検診に通うまでは意識したことがなかったことは、歯ぐきの健康です。これも歯ブラシを軽くあててマッサージするように、また歯と歯のあいだは歯間ブラシで同じようにマッサージするのがコツです。
歯の表面に磨き残りぐせがあるところを磨き残さないように意識し、唾液腺があるところが歯石が出来やすいのでしっかり磨くように改善してきました。
奥歯の歯間も磨き残さないようにというのがいま新たに気をつけている点で、まだまだ完全な状態にはなっていませんが、少しずつでも歯の状態を良くしていきます。
おしまいに
歯の痛みに耐えられずに歯医者さんにかけ込んだところから始まりましたが、歯科定期検診に通うようになって口のなかの健康状態が改善したことにあらためて気づきました。
歯周病菌が身体に入り込むと臓器を蝕んだり心身の不全につながるというはなしを耳にして、口のなかの健康が身体の健康にも関係していることがわかります。
歯の健康だけではなくて、心身の健康のためにも歯や歯ぐきなど口のなかの健康づくりを続けます。
皆さんも歯の定期健康診断はいかがですか?
虫歯になると元通りにならないのが歯です。定期的にチェックするのがお薦めです。