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第21回 光村図書「やまなし」の味わい方/どの描写に美しさを感じるだろうか

光村図書の定番教材「やまなし」の「まず読む」をやってみました。

まず、しょっぱなから誤読例を提供しております。笑

全力で誤読したんで、きっと同じ6年生さんも居るはず。

誤読したのは魚の動き。「上」に「かみ」のルビがついている箇所が2箇所だけあるのですが、それが「(川)上」としての「上(かみ)」だと気づかなったんですよねえ〜〜

「黄金」と書いて「きん」と読む宮沢賢治の表現が元々好きで、それに引きずられたものの、これ、元の文では「上流(かみ)」になってるんですよね。たまたま青空文庫を覗いて気づきました。

今並行してヘッセの「少年の日の思い出」の元の高橋訳を取り寄せて読んでいるのですが、今回のことも踏まえ、私は教科書比較に加えて、原文比較もすごく有効だなと思いました。

あとはもう、とにかく光の表現がすごい。

文章から想起される色彩がすごい。

そのすごさを、授業にはどんなふうに持って来れるだろう?

などなど、初読の誤読や感動から授業へ広がるような雑談になっております。

そして次回はいよいよクラムボンの正体について雑談するのですが、この回がまさかの伏線になっています。まさか過ぎて、伏線になるなんて、このときには思いもしませんでした。

今回と次回を合わせて、「そん!な!!」という驚きを一緒に実感していただきたいです。


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