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子供が失敗した時の「勇気づけ」の方法!【アドラー式子育て】

今回のテーマは、子供が課題に挑戦したけれど、失敗してしまった!
そういった時に、親はどのように「勇気づけ」すれば良いのかについてお送りしています。

そして、子供の自立とチャレンジ力を育むための失敗との向き合い方についても述べています。
是非、最後までご覧ください。

1.子供が失敗した時の勇気づけ!

子供が課題に取り組んで失敗!
「自信を失ってしまうんじゃないか?」

親は心配ですよね?

そんな時こそ、子供に「勇気づけ」が大事!

失敗したときに、失敗を親に怒られたり、責められたりしたら、子供は萎縮して次の失敗を恐れるようになり、挑戦しなくなってしまいます。


では?子供に「勇気づけ」とは、
何をどうすればいいのか•••?

まずは、落ち込んでいる子供の気持ちに寄り添いましょう。
そして、子供が課題に挑戦したことでのプラス面に着目して、言葉や態度で肯定することが大事です。


プラスの面って?・・・

例えば、「貢献したこと」「努力した姿勢」「達成できた部分」「前進した部分」等、探せば色々とあるはずです。

そして、なにより
「失敗したからこそ、分かったこと」
を伝えてみましょう。


親も子供も含めて、生きていれば必ず失敗しながらたくさんのことを学んでいます。

「失敗しても大丈夫!」
「失敗は悪いことではないよ」

ということを親は子供に伝えていきましょう。

失敗はそこから学びがあれば失敗ではない。
失敗は成功のもと。
失敗はチャレンジした証。

チャレンジしたことが素晴らしいことじゃないですか ♪

その子にとって、立派なプラスの経験になっているはずです。
それに気づき、親は子供を勇気づけていきましょう。

「失敗=いけないこと」という概念を親も子供も含めて考えを改めてみましょう。




2.子供が失敗してしまった時の「言葉かけ」

例えば、ピアノの発表会で引き間違えた時の話。


「なんで間違えたの!ママ恥ずかしいわ。」
「練習が足りなかったのよ。ちゃんと練習してなかったから」

など言われると子供は勇気がくじかれ、失敗を恐れて、挑戦しなくなってしまうかもしれません。

まずは子供の気持ちに寄り添って声掛けをしてみましょう。
「緊張したね。でも、最後まで弾けたね」
「○○の部分は前より上手に弾けていたよ」

と当たり前のように出来ていた所にも着目して伝えましょう。

失敗した時こそ、「勇気づけ」です。

そして、子供が残念がっていたら
「残念そうね。これからどうしたらよいか一緒に考えよう!」

と一緒に話し合うのもいいかもしれません。
子供が成功に向かって自分で考える機会が作れます。



3.「できていること」に目を向けよう!

人間は本能的に欠けているものに自然と目を向くようになっています。なので、意識しないと、当たり前のような出来ていることに目を向けることは難しいのです。

人の欠点探し

我が子だと、特に「もっと出来るようになってほしい」と思うがゆえに、当たり前の良い行動は見逃して、欠点に目が行ってしまい、指摘してしまいがち・・・。


大切なのは「ないものねだり」よりも、

出来ていること「あるもの探し」



「あるもの探し」のとき、意識するのは3つ!

  1. 当たり前だと思っていることを見返す

  2. 結果で一見出来てないと思う中にも、過程で良い所や出来ている部分を見つける

  3. 挑戦しようと思ったことがまずプラス


親も今までのやり方をすぐに変えることは難しいと思います。

しかし、親だって失敗しても良いんです。


失敗から学べば親も子供も少しずつ成長している証拠です。

続けていくうちに、だんだんと身についていくもの。
少しずつで良いので、「あるもの探し」を続けていきましょう!



4.「失敗」ではなく、「うまくいく途中」と考えよう!

こんな体験を聞いたことがあります。
ある幼稚園で日曜参観の時に、園児が親たちの前で自己紹介をするという発表の場で、聞こえるか聞こえないかのか細い声で、泣きそうになりながら自己紹介をする子がいました。


その子に親は「勇気づけ」を行いました。

「がんばったね。たくさんママやパパが居て緊張したね。でも勇気を出して話せたね。だんだんできるようになるから、大丈夫。」


時は流れ、小学生となり授業参観では、「はい!はい!」と積極的に手を挙げ元気良く大きな声で発表できるようになり、今では高学年で代表委員となって活躍しているとのこと。


きっと小さな声でも挨拶できたり、発表ができたりした時に「勇気づけ」を続けたことで、小さな成功体験を積み重ねて、自信がついたのだと思います。


たとえ失敗したとしても、目の前の子供の姿は「成長している途中」。
出来ないことや苦手なことがあっても大丈夫。

「だんだんできるようになってくるよ」
と勇気づけてあげてください。


ママもパパも心配し過ぎずに、ドーンとかまえて子供を信頼してみましょう。



ママやパパが信頼してくれる限り、子供はママとパパの「信頼する力」が、パワーとなって成長していくことでしょう。

急かしたり、口出ししたりする方が楽かもしれませんが、「待って見守る愛」も子供を伸ばすのにとても大事です。

今はできなくても、確実に成長して、育っているはずです。


5.まとめ

子供たちは、私たちが思っている以上に失敗を怖がっています。


でも、「失敗大歓迎」

ママやパパは子供たちの失敗を歓迎してあげてください。
失敗しても、大丈夫。
それが子供たちの成長へと繋がっていきます。

そして、目の前の子供の姿は、成長の途中。今はできなくても大丈夫。


勇気づけと「見守る信じる力」で子供は少しずつでも着実に育っていきます。




以上!子供が失敗した時の「勇気づけ」についてでした。今回の話が少しでも子育ての一助になれば嬉しいです♪

最後まで拙い文章を読んで頂きありがとうございました。

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