理想は叶わない!?
理想と目標
以前のブログの復習として、目標を人に言うのは目標を掲げ、やる気になるため、メンバー間で報告するのは進捗状況を報告し合い、習慣化していく強度を上げるため。
どちらも習慣化に近付くために必要なことですと書いていました。
今回のテーマは「理想」なので、少し意味合いが違います。私たちは言葉の意味を何となくでしか学んでいません。私たちの会話のゴールは何となく言わんとしていることが伝わればOKという風な教育を受けてきているので、ここで意味を少し整理してみます。
〇目標とは行動を進めるにあたって、実現・達成をめざす水準のこと
〇理想とは人が心に描き求め続ける、それ以上望むところのない完全なもの。そうあってほしいと思う最高の状態のこと
をそれぞれ意味しています。
違いは、実現・達成を目指す水準か、これ以上望むところのない完全なものか、というところです。
こころと言葉の目標、理想
こころと言葉の目標は「虐待の撲滅」であり、1人1人が自律、あるいは自立し、子どもに誇れるような大人になることです。これは理想に近いのですが、もう少し具体的になると、虐待報告が0になるなどのことを指します。そのために、地域の連携、各自がバラバラになって動くのではなく、統合ができるように働きかける、民間と行政の連携、資金繰りなどの対策を考えること。となります。高い目標ですが、ステップは何となく踏めます。
理想は各々が話し合いができ、話し手、受け手側が「言葉」において、物事を解決できるような世界です。語ると8、9割くらいの人が出来んやろ?不可能やろ?とみたいに言ってきますし、言わなくともそう、思っています。
残り1、2割は、あなたが思うならいいんやない?みたいなスタンスですので、理想は叶わないと思われています。完全な世界はあり得ない、とされているので、私の理想は実は叶えるものではなく、受け継ぐものではないか、とも最近思っています。
(でも、叶えるために行動はし続けます)
そんな理想なのですが、語ると、出来ない理由を言わせる質問が飛んできます。「言語の壁」「文化」「風習」「環境」「教育」などどうするの?と、いった内容です。
つまり、否定があってこそ理想といえるものとも言い換えることができます。
ここでは相手の否定を否定し、理想を突き進む方を応援します。
理想は習慣に必要か?
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