これが無いと成り立たないコンサル
(@コンサル勉強会より)
「反証可能性」
この言葉をご存知でしたか?
一見難しく見えますが、なんとか想像できるのではないでしょうか?
ちょっと考えてみてください。
はい!
答えをどうぞ!
…
……
正解は~…
「反証される可能性があること」でした!
そのまんまでした~!
少し補足すると、
検証されようとしている仮説が、実験や観察によって反証される可能性のことです。
これがあるか、ないか、で考えるということが重要であるという説明でした。
例えば、カラスは黒しかいませんというと、
白いカラスを持って来れば反証ができます。
こんなとこです。
つまり、コンサルティングとは反証可能性があることを伝えないと、
成り立たないというものでした。
自信なく、反証されることを恐れて
やんわりとしたことを伝えると何も生み出しません。
それどころか、反証可能性がないことを言うと
双方に結果もなにもなく、時間の浪費につながってしまうのです。
具体的な反証可能性が無い例は、こんな感じです。
あなたのビジネスが成功するためには「気持ち」が大事です。
…反証できません><。
確かに、気持ちは大事な要素の1つではありますが、
具体的でもありません。
成功したら、気持ちがあったからね、とか、
失敗したら、気持ちが足らなかったね、とかになってしまいます。
このアドバイスでは具体的な行動につながりませんし、
それ(気持ち)が結果にどうつながったかも分かりません。
私はコンサルをする機会もいただき、有難く思っていますが、
まだまだ未熟。
そこで、今回コンサルの勉強会に参加した訳なのですが、
大変学びがある時間となりました。
コンサルだけではなく、この「反証可能性」は使用していきます。
ちなみにカウンセリングをするときは明確に症状(状態)や
理想、目的、価値などを聞き取り、
具体的に考えてもらう質問をしています。
しかし、私が以前市場調査でカウンセリングを受けた時は
抽象的なアドバイスを受けることがありました。
「見方を変えれば世界が変わり、あなたの問題が問題でなくなるよ」
というものや
「今抱えている問題の答えはあなたがもっている。あなたはそのままで良い」
というものとかです。
ま、学んでいるものとしてそれは正しいのですが、
問題はそれを言わずに気付かせることができるのかということです。
担当カウンセラーの話の持っていき方が
私には合いませんでした。
やはり必要なスキルは療法の知識ではなく、
相手をしっかりと観察することだ!
と結論付けたことを今回の講義を聞きながら思い出しました。
昔のアメリカのメタルバンドのラブソングで
「愛しているという言葉を奪ったら
君からどうやって愛を感じることができるのか」
という歌詞がありました。
まさにそれです。
言葉は大切ですが、その言葉を取られた時に
代わりの言葉や雰囲気で相手にどうやって伝えることが
できるのか、を考えることが大切です。
あなたも何か伝えたいことがあったら、言葉を変えてみたり、
一言も話さなかったりして、相手に伝えてみてください。
私は良く子供とやっていますが、面白いですよ。
P.S.
カウンセリングやコンサルなど、私にできる範囲で、
子どもたちが安心して成長できるような社会作りや環境につなげていきます!
虐待に関する電話はおよそ4分に1件。来年から児童養護施設の対象の児童が在宅支援になることもあり、さらに発見することが難しくなります。教育と虐待。線引きは明確ではないでしょうが、可能な限り関わっていきます。