第174回:素直さは悪い!!
在宅どうですか?
外出控えてますか?
特に子どもがいる方どうですか?
※写真はイメージなので気になさらないでください。
家ではしゃぐ
小さな子ども(5歳~8歳くらいかな)がいる家庭は分かるかもしれませんが、家の中で工夫して遊ばせてませんか?
でも、外で運動するようには疲れないもので、元気が有り余っている様子ではないですか?
・・・もうね。。。
凄く笑うんです。
大ボリュームで・・・。
耳が痛くなるくらいに。
ボールが転がっただけだぜ??
あと、時々びっくりさせ合いっこみたいなのするのですが、驚く声がでかい、でかい。
「うきゃーーーーーー!!!!!!」
くらいです。
文体で伝えられないのが悔やまれます。
正しい教育か?
ま、そこで「あんまりうるさくせんでよ(笑)!」
というのですが、これはどうなんかな、と思っています。
うるさいんですが、周りに迷惑だと思いまして・・・。
しかし、本来私も抑制されなければ、私も子どものように笑ったり、驚いたり、泣いたりといったことをしていたかもしれませんが、教育の過程で「抑える」ということを覚えて、社会に「適応」していった訳です。
それが、結果的に良かったかどうかは別としてこんなスキーマもあります。
感情抑制スキーマ
このスキーマを持つ方は、自分の自然な感情や行為を抑制し、周りの方との自由な会話も控えています。
周りからの非難や恥ずかしく感じたりすること、衝動を制御できなくなったりすることなどをひどく恐れているから、それなら感情や行為を抑制しよう、として身に付けたスキーマです。
うーん。
このようにすると、大多数がこの感情抑制スキーマを持っていそうな気がします。
しかし、それが「選択」できれば良いと思うんですが、選択できず、本人が悩んでいるなら、考え物ですね。
時々は素直になりたいです。
ちなみに、感情抑制スキーマには以下の4つがあります。
・怒りと攻撃性を抑制する
・ポジティブな衝動を抑制する
・自分の弱さやその時々の気分や欲求を開示することを抑制する
・感情を無視し、理性ばかりを過度に強調する
というものです。
怒りと攻撃性にかんして言うと、表現の仕方を学べばよいと思いますが、これが中々感情に引っ張られていますので、難しいですよね。
ちなみに、感情とは全ての意図を隠してしまう癖があります。
本当は寂しいのに怒る、とか
本当は不安なのに怒る、とかです。
本来の意図は別として「怒る」という感情で隠して表現してしまうのです。
それがまずいから抑制する、という流れになっています。
怒りとその表現については要望があればまた記事を書きますのでコメントでも気軽にください。
今月はスキーマなので、感情抑制スキーマを・・・。
何か抑制している方はこのスキーマじゃないかな、と思いながら読んで頂くと幸いです。
知ることで、スキーマの選択ができるようになることを願っています!
あなたが今日笑うことで
子ども達に明日への希望を届けよう
こころと言葉 礒村 博之
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