地域を守る、命を守るため
小学校統廃合の話は終わりにしたつもりだったのですが、ラストのチラシができたのでその一部を掲載し、最後の話にしたいと思います。
まだ決まったわけではないけれど、声が上がらないのならばもうきっと統廃合されてしまうので最後に。
全国でも文科省の方針で統廃合が進んでいるようです。
小学校は子供の命も、地域も守る場所
私はこの春、この地域から出ていきます。
でも、親戚の家は残り、廃校予定の小学校は避難場所です。
天災が多い今何かあったら、を考えたら最後まで足掻いてみたい。
以下統廃合反対のチラシの内容から引用です。
高圧線の鉄塔
電力会社は、設備の万一の事故があれば法令に従って対応する。と答えているが、
市教委からの返答は、事故があったときの責任は電力会社にあるとしています。
弱い地盤上の建築技術
意見を述べた教授は、一般的な技術論として可能性のみ述べた。としているが、
市教委の返答は、地盤状況を踏まえた適切な液状化対策が行われれば、整備する校舎に安全面での大きな影響はないと意見をもらった、としています
また、市教委は特定の地点のボーリング検査で問題ないとしているが、
防災危機管理局からは特定地点のボーリング検査だけで、一定範囲の液状化の可能性を推測するハザードマップと比較はできないとしています。
すべて曖昧なにぼかした表現での返答をされている上、今後の説明会は予定しないそうです。
統廃合の話が始まった最初の説明会から、このぼやかしたやり取りを説明会でも審議会でも何度もしてきました。
結局、ぼやかしたまま推し進めたい意思が透けて見えます。
小学校は子どもの命、地域を守る場所
確かに少人数の学校です。
でも、細やかな対応をしてもらえると評判の良い小学校です。
今の時代、マンモス校には感染リスクとしても、先生の目が届かないリスクとしてもデメリットしかないように感じます。
また、土砂災害警戒地域の小学校と統合する理由はチラシのとおり最後まで納得できません。
土砂災害警戒地域にあるのは、もはや避難場所ではありません。
災害から、高齢者、こどもたちの命をどう守るのでしょうか。
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