万能なものはない
病院で働いていた時、医師が見たいところを想像して検査をしていました。
それをわかりやすく伝えてどういう風に治療方針が進むかも考えながら、所見を書きます。
前回のレポートを見ながら、どうしてこの治療法なのか、その選択なのか、つぎいはどういう方針を取るのか。
頭に入れる知識は膨大でした。
なのに、医師が患者に言えるのは薬と「生活習慣を正しましょう」という言葉でした。
病院から言えることってそんなにありません。その時から段々と、西洋医学の限界を感じていました。
もちろん、外科的手術とか交通事故での外傷や白血病などの治療には、やはり西洋医学の力は偉大だと思います。
でも、慢性的に苦しむ患者さんたちのことをもっと内面から考えるには、それだけでは足りないと思いました。
私はもともと身体も強くなく、出産後には身体的にも精神的にも不安定になってしまいました。
そこから持ち直したのは、食について考えしっかりとること、運動をすること、早寝早起きをすることを大事にしたから。これに尽きます。
あとは適宜、風邪症状ときには漢方をやったり、足湯をしたり。
なかなか妊娠できなかったときには、リフレクソロジーをしたり、ヨガをしました。
世の中、万能のものはない。
身体を見直すには、時間がかっても生活習慣を見直すことが一番の近道です。
外部から入れるものは、必ず身体に影響します。それは薬だけでなく食べ物も。
食べ物もアクが強いものは、体調が悪くなったりしますよね。
使ったその薬が、ワクチンが身体にどのように影響するのか。遺伝子組み換え食品は未来のこどもにどのように影響するのか。
そういう意味では、公表されている結果は短期的なものでしかありません。
世の中選べないほどものがありますが、それを考え出すと本当に選択肢は少なくなります。
ただ、未来のこどもに影響を残さないために、常に念頭に置いて置かなければいけないと思います。