猪突猛進から天真爛漫へ【これまでの活動実績と今、これからのお仕事について】①
プロフィールをご覧くださった方は、一体この人何する人?って思われるかもしれないな〜と危惧しておりまして、これまでの実績と今後についてまとめました。
そもそも、人の心について学び始めたのはなぜか?
私が人の心に興味を持ったのは自分の病気がきっかけです。
おそらく高校生の時にたまたま痩せたことをきっかけに摂食障害となり、
長年、苦しい時期を過ごしました。
病気であることを打ち明けたら、家族も友だちも私を軽蔑してみんないなくなってしまうだろうと思えて、自分で何とかするしかない!と思っていました。
心療内科に行ったり、鍼灸、カウンセリング、催眠療法・・・色々試しましたが、病気への執着が強かったんでしょうね、何とかしたいと思う一方で治りたくない気持ちもあって、効果はありませんでした。
一体、私はなぜこんなにも病気であることに執着してしまうんだろう?私はどうありたいんだろう?自分との対話の始まりと同時に、その答えを求めて様々な勉強に救いを求めました。
2014年 「最期の晩餐〜がん治癒へのターニングポイント〜」との出会いをきっかけにサイモントン療法の学びを始める
サイモントン療法では “病はメッセージ” であると考えます。
自分本来の生き方とは違う道を歩んでいる時、今の生き方のままでいいんですか?もっとあなたの人生で大切にしたいことがあるんではないですか?と教えてくれる存在が病であると受け止め、自分自身が本当に望む生き方、喜びの方向へ舵を切った時、治癒が進むと考えます。
私はがん患者ではありませんでしたが、摂食障害も生き方の病であると受け止めていましたし、治るとは生き方を変えることだとも考えていたので、がん患者の方々と一緒に学び、患者会にも参加させていただき、学びを深めました。
中でも、自分自身を苦しめる信念を書き換える“ビリーフワーク”や
病気と自分との関係性を描画で表す“イメージワーク”
自分自身とつながる“メディテーション(瞑想)”は
今でも活用しています。
2015年 九州大学病院心療内科を受診。摂食障害の治療を始める。
サイモントン療法を学び、カウンセリングを受ける過程で私は随分、変化し学び始めた当初からは別人のようだと患者会の皆さんには言っていただけるようになりました。そう、当初は笑うことさえ忘れていたんですから、激変です。
とはいえ、摂食障害の症状はありましたし、共に学ぶ中で「私は自分の病気と正面から向き合っていない」という気持ちが芽生え始めました。やっと、“病気を治そうとする心”が育ってきたんだと思います。医療と繋がろうと思いました。
でも、それまでの受診経験から、わかっていない医療者に診てもらうのは絶対に嫌だと思いました。誰に診てもらうか、が私にとっては、すごく重要で、私が摂食障害を治そうとする過程でバイブルにしていた「摂食障害というこころー創られた悲劇/築かれた閉塞」という一冊の本を指針に、九州大学病院心療内科を受診することに決めたのです。
九州大学病院では認知行動療法を基本にした治療を受けましたが、数回生まれ変わったような気がするくらい、たくさんの気づきと教えと学びと励ましと信頼と・・・はい、足を向けて寝れません笑
短期入院数回と約10ヶ月に及ぶ行動制限付き認知行動療法の入院体験
それがあって、今の私がいると思っています。
→猪突猛進から天真爛漫へ【これまでの活動実績と今、これからのお仕事について】②へ続く
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