こちらはしめきりました。ご応募ありがとうございました。
公認心理師・臨床心理士の方を対象にした募集ですが、心理職の人たちはこういうこともするんだなぁと思っていただくのもよいかと思い、noteにも書いておこうと思い立ちました。
心理職というのは技術職です。
言葉は人を支えたり慰めたり宥めたり労わったり教えたり育んだり癒したりもしますが、人を傷つけることもあるものです。
だからこそ、自分の技術を磨く努力や、増やす努力を怠らないものです。なおかつ、自分たちが疲れ切ってしまわないための方法も、大事にしていきたいいものなのです。
そういう方法のひとつがグループスーパーバイズというものになります。
こころの相談室ねこのてでは、2020年度のグループスーパーバイズの参加者を募集します。
Covid-19の流行している現在ですので、オンライン(zoomを利用)のみの企画になります。
オンラインでのグループスーパーバイズは、1回90分で5人までの少人数で行います。
グループスーパーバイズと一くくりにしますが、2つの内容を御用意しました。
1つめは「臨床の話をしよう」です。
2つめは、「カウンセリングを練習しよう」です。
1つめの「臨床の話をしよう」のグループは、参加者各自の「今、気になること」をシェアする場です。
その日に話したいと思ったことを、なんでも話していただける場になります。
職場のことでも仕事のことでもプライベートのことでも、お互いにコメントをしてもらいながら、話し合えるように進行します。
話さない選択肢も、もちろん、ありです。
「部活をしない部室、研究をしないゼミ室」という、こころの相談室ねこのてらしいものとしていきたいと思います。
「おうちにいよう」の巣ごもりの時間が長くなるなかで、気兼ねなく話す場のひとつになれば幸いです。
こちらの参加費は、毎回1000円となります。
2つめの「カウンセリングを練習しよう」のグループは、ブリーフセラピーの要素を取り入れ、ロールプレイを用いたグループスーパーバイズのやり方を踏襲します。
実際のケースでも、模擬のケースでもかまいませんが、見直したいケースを持っている方に、そのケースのCl役をしていただきます。
グループの他の参加者は順番にTh役をしていくことで、他のThがどのような働きかけ方をするか、体験しながら学んでいただくことができます。
「オンラインでカウンセリングをする」練習にもなるかと思います。
こちらの参加費は、毎回2000円とさせていただきます。
どちらの内容にしましても、守秘義務があることを前提とします。
手順としましては、参加を御希望の方は、こころの相談室ねこのてが運営しているSlackに実名で登録していただきます。
Slackの参加者は「臨床の話をしよう」のグループにも、「カウンセリングを練習しよう」のグループにも、どちらにも参加することができます。
Slackのなかで実施日を決めたり、毎回の参加者を募ります。Slackへの参加には、参加費はかかりません。毎回参加を義務づけるものでもありません。
グループの日時と参加者が決まってから、参加費を集めます。お支払いが確認できた方に、zoomの招待状を送ります。
支払い方法は、楽天ペイ、PayPal、その他クレジットカード払いやスマホ決済のなかから、御都合のよいものでお願いすることになります。
今回のグループは、2021年3月までの間、月1回を目安にどちらかのグループを行っていきます。
そのすべての開催されるグループに参加しなければならないものではありません。
みなさんの物理的な御都合やお財布様の御都合、ニーズや気分にあわせて、参加する会を選んでいただきたいと思います。
詳しくは、まず、kokoro2nekonote@gmail.com まで、お問い合わせください。お待ちしています。