知識は教えられても、経験は教えられない。
先日、ここのねに「運動のスペシャリスト」であり理学療法士である井上健太さんが見学に来てくれました!井上さんは、子どもから大人まで幅広い年齢の方に専門的な知識をもとに運動指導をしたり、楽しく一緒に運動をしたりしています。
子どもたちのスポーツクラブも幅広くされていることから、ここのねの活動にも興味を持ってくださり、見学に来てくれました。
井上さんと話している中で、印象的だったのは
「子どものころはあまり勉強していなかったけど、大人になって学びたいことができて一気に夢中で学んだ。そのことが今の仕事に繋がっている。」
というお話だった。井上さんがここのねを見学した後に書いてくれたブログです。
~本文から引用~
やりたいことが見つかったとき、人は自ら学ぼうとする
やりたいことが見つかると人は学びたい気持ちがいっぱいになり、自ら学ぼうとする。誰かにやらされるのではなく自ら知りたい、勉強したいと思った時が勉強するタイミングなんのかと思います。その中で学ぶ楽しさを知り、さらに学習が進んでいくのではないかなともいます。
学ぶために、本を読まないといけない、覚えるために誰かに伝えるのがいいのか、伝えるにまとめる作業や喋ることもしないといけないなど、そこから色々と派生していき拡がっていいきます。
この井上さんの言葉に私もとても共感しました。大事なのは「自分の本当にやりたいことが見つかる」ということ。ここのねでもとても大事にしている考え方です。
しかし、急に「やりたいことをやってごらん」「自由にしていいよ」と丸投げされても、子どもたちは困るかもしれません。すぐに見つかる子もいれば、時間がかかることもあるかもしれません。
だからこそ、まずは「ありのままの自分を受け入れられる居場所」が大事。そして、目の前にある小さな「やってみたいな」という好奇心を大事にして、それを一つずつ積み上げていく経験なのではないかと思います。
井上さんのブログのなかで、もう一つ印象的だった言葉があります。
知識は教えられても経験は教えられない
色々な知識は教えられても、経験・体験は教えることができません。好きなことや興味を持つためには、多くの体験・経験をさせてあげることが大切で、周囲の環境が重要であります。 成長速度は人それぞれ違います。成長の過程で色々な経験をすることで学びたいことが見つかれば成長は加速します。
人間一人ひとりが唯一無二の存在であるのと同じで、その人の経験や体験、それを通して感じたことは、本当の意味ではその人にしかわからないものです。それは、目に見えないものなのかもしれない。数値で測ったり、人と比べたり、%で表したりすることなんてできません。
でも、それがその人の人生や毎日を支える思考に繋がっていくと私は思います。
ここのねでは、たくさんの経験・体験活動ができるような環境をつくっていこうと動いています。初めてお会いした井上さんとは、考え方や教育観も私たちとぴったりで、ぜひこれから一緒に色んな活動をしていきましょうと話しました。
子どもたち向けはもちろんですが、まずは大人(スタッフ)向けに運動講座を開いてほしいなぁと計画中です!そのときはぜひブログを読んでくれている皆さんにも参加して頂けたらと思っています(*^▽^*)
井上健太さんの素敵なブログ、ついついやってみたくなる運動が満載のInstagram(毎日更新中)もぜひチェックしてみてくださいね。
井上さんと一緒に子どもたちと運動できる日が待ち遠しいです♪
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