祓除の感想と自分の考察をざっくり
祓除、ギリギリで見終わりました。
YouTubeでの事前番組だけでなく、Twitterでの仕込みもばっちり。
「Q」のスタッフや梨の制作とあって、最近流行りのフェイクドキュメンタリー、モキュメンタリー風ホラーの、現段階の到達点といった感じを見受けられてとてもよかった。
(事後番組の最後とか完全に梨テイストだったなぁと)
して、ざっくり「あーこういうこと(意図)だったんだろうな」という考察。
・事前番組
祓除が必要である、という事を伝えるための「そういう映像」を見せつつ、祓除師よしぴよさんの紹介。
・祓除
祓除をすると言ってはいるが、皆んなにも霊が見えるようによしぴよさんが画策した。事前番組でよしぴよさんが「見たくて見えてしまった訳じゃない」みたいな感じだったので、視聴者全員を巻き込んでチャンネル合わせを敢行した。いわゆる「お憑かれさまでした」パターン。
という体裁
・事後番組
よしぴよさんの設定、事前番組、祓除本番まで全部ガチガチの設定と脚本であり、しっかり「"フェイク"ドキュメンタリー」という事を説明するためのメイキング番組。
のはずが、よしぴよさんが祓除本番にマジで客席に霊が見え始めた事がわかる。
そこから体調不良に陥ったよしぴよさんをスタッフで改めてインタビューすると
(スタッフから指示され、オリジナルお祓い法を考案することになった)よしぴよさんが参考にした
「(霊が見える、取り憑かれる、かもしれない「向こう側」とコンタクトしてしまう?)儀式の方法」の存在が判明する。
この段階でなんとなく
→よしぴよさんが本番で流した映像はこの儀式の中の一部の映像だった(その為視聴者は儀式の正式な手順を踏んでいないため不完全であった)
→よしぴよさんはこの映像の完全版を(本番で使う映像を抜き取るためにも)しっかり視聴したがために、マジで霊が見えるようになり、今の衰弱状態にある
事がわかる。
その上でこの番組のスタッフが「儀式映像」の完全版を動画で流し始める。
改めて「これで皆さんしっかりチャンネルが合いました」「お憑かれさまでした」という結末。
って感じかなーって。
そこ意地が悪く悪趣味で、なかなか楽しかったです。
祓除。
もっとこういう「新型ホラー体験」増えたら良いなぁ、みたいな事を考えたりした。
浅い感想終わり。