【母と私と認知症】✖️糖尿病編
社交的な母が、外出をしなくなる
お友達と楽しみのランチも、趣味のカラオケも、家族との外食も
当日になると、憂鬱そうに
「今日はやっぱりやめとこう」ってドタキャンが多くなり
これも認知症の傾向とばかり思っていた
昼間もうたた寝してることは多かったけど、ベットに入って休むことが多くなり
「体がキツくてキツくてどうしようもない」と訴える母
受診してびっくりです
血糖値が異常な程に上がっている
自宅では食事の制限が難しく、血糖コントロールするために入院となる
そうだよね〜
自宅では食べようと思えば何でもいつでも食べれる
認知症の母にとって何度も食べる食事は=毎回初めて食べる食事(食べた事忘れてる)
さっき食べたじゃない!又食べてるの!って言われる事が母にとっては心外
(みんなで寄って集って私をバカにして!)って
自尊心が傷つけられる→→→怒り💢に変わり→→暴言となる
だから母の食事をコントロールする事がどうしても出来なかった;
入院して血糖のコントロールさえして貰えたら母の体は楽になるのでは、との
思いでの入院でしたが
これも母にとっては辛い辛い入院
(私はどこも悪くないのに入院させられてる)
(勝手に病院に入れられてる)
(病気でもないのに一人ぼっちで頭がおかしくなる)
早く退院させてーーーー お家に帰らせてーーー
看護師さんを困らせ
父には毎日鬼の様に電話攻撃(≧∇≦)“なんで帰れないの!“ “どうもないのに!“って
何回も何回もかかってきては責められ、とうとう父は電話の着信音にさえ恐怖を覚え
ついに、鬼電に辛抱たまらず
「お母さん、退院させよう」「あんなに帰りたいって、可哀そう」・・・
父の根負けです
何言ってんの?今退院したら折角下がって来た血糖の数値もすぐ元に戻るし、
それに退院したらお世話がすごく大変になるよ〜(私の心はそう思っていた)
(母の事を心配している様で実際は「大変」と言う思いの方が強かった)
なのに父は
あんなに母の、鬼の様なコールに疲れ果て、暴言を吐かれ責められても
父の口から出たのは「可哀そうだから」って
退院にあたり大事な約束・・・デイサービスに通う事!
これは勿論母の機能回復の為ではあるけど、同時に父にも母から解放される時間を
作ってあげたいと言う私たち姉妹からの願いでもあった。
ここで重要なポイント⚠️(母の性格上)
「デイサービス」と言うワードを使ってはいけない
あくまでも治療の一環で、退院後は通院してリハビリをして貰う事が条件で
退院の許可が出たんだよ!と、言い聞かせ
「通院してリハビリをする。 = デイサービスに通う。」
👍ヨッシャうまくいった
退院後も週2回は通院してリハビリをすることを承諾してくれた母ですが、
その自分が了解したことさえ忘れるのは、もう承知の上でしたが
ど〜かそのまま、ど〜かそのままって、祈る思いです(笑;)
やっぱり母にとっては自宅で父と過ごすことが何よりの安らぎなんだろう
父にとっても、どんなに困らされても、暴言吐かれても、やっぱり母の事を思う
精一杯の愛情で接している父。
それを知ってか?知らずか?ワガママをぶつける母。
やっぱり夫婦っていいもんだな〜って、
この2人を見ていて感じるシングルな私;です。
最愛の人が居る喜びを私に教えてるのかも?^^
介護って本当に大変です。
だけど(辛い辛いと嘆いていても)現実は変わらず
どこかで、気持ちに少しゆとりが持てた時にでも、じっくりと本人の心に寄り添って
みて下さい。怒って暴言、ワガママ放題、それも本意ではないはず
そこに本当の気持ちが隠れているかも?
そして私が今2人から教えられている様に何かしらのメッセージを探してみるのも介護してみないと分からない気づきです。全ては自分の為♡
今日も最後まで読んで下さりありがとうございます。
辛い現実も悲しい自分も、乗り越えられるのは自分です
誰かに届け〜 あなたが笑っていられます様に
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