見出し画像

2023年 心に効く小説

こんにちは、ここはるです。
あっという間に一年が終わりますね!早い・・・。
今年私が読んだ本は記録してあるだけで83冊。他に記録せずに何冊か読んでいるので今年も沢山の素晴らしい本に出会うことができました♡
今年は試験勉強に明け暮れて時間がなかなかとれず、それでも脳が疲れてきたら本を読む&聞く(オーディブル活用)で過ごした一年でした。
朝の支度をしながらのオーディブル。手はお弁当作り、脳は小説の世界へ・・・たまに聞き入りすぎて手が止まるという朝時間。
自己啓発系は全然読めずにひたすら小説を読んだ年でもありました。
頭が疲れちゃって全然自己啓発入らず、途中でやめるを繰り返し、自己啓発系もうや〜めた!!となった次第です。

12月に入り今年の本の振り返りをしようと思うも、謎の最上志向が顔をだしこれから年末にかけてもっといい本に出会えるのでは??と思い、ひっぱり続けて今に至ります・・・笑。

今年読んだ小説で面白かったものは色々あったけど私が心に残っている2冊を紹介します。

まずはこちら

『ヒカルの卵』
森沢作品にどっぷりハマった今年。優しい物語の中にもしっかり芯があってその言葉にハッとするものが多いんですよね。わかっていたつもりでも忘れかけていたものをそっと拾いにいく感じ。そして作品が横に繋がっていき、この人は!あの作品の!!となってそこも嬉しい♡
どの作品も優しさに溢れていて心に響きます。
森沢作品まだ道半ばなのですが・・・笑。
その中でもこの作品は好き。
森沢さんの言葉選びが心にグッときます。

同じ世界にいたとしても、そのとき自分がどちらを向いているかによって、世界の見え方はまるで違ってくるのだ

ヒカルの卵

周りに何と言われようと自分の信じる道を歩き続けて自分のできることを前を向いてコツコツ。
自分にとっての幸せって何だろう?
自分で好きを選択して自由に生きているのだろうか?

失敗したって凹んだってそれは無駄じゃない。それも味。
と思ってしまうほど元気と勇気をもらい、自分に問いを立てて考えさせられる作品。


もう一冊はこちら

『海が見える家』
生きているうちに分かり合えなくても生きてきた道を想像すれば分かり合えることがあるかもしれない。
その人が大事に抱えて生きてきた道を知り、自分に問い直す。
自分は何に価値を感じ、何を大事にこれから生きて生きたいのか?
何を持って幸せと感じるのかは人それぞれ。そこに正しいとか間違いとかはなく自分の価値観と好み。
私は、その人の持つストーリーを聞くのが大好きでそのストーリーから勝手に繋げて感動しちゃうタイプ。
そんな妄想癖があるからなのか?この物語は読んでいくうちに情景や思いを想像してジーンときました。
子供の立場から・親立場から想像してみる。多方向からみると色々な見方ができます。自分が子供の頃に納得できなかったことも大人になり経験値がたまるとそんな考えもあるかと納得できたり。
ストーリーから人の想いを想像し自分に問い直して色々考える作品。
私はこれが好き!だけどあなたはそれが好きなんだね!とそれぞれの好きを大事にしたいなと改めて思いました。

そして・・・何とこの作品には続きがあるではありませんか!
ということで来年はそちらを楽しみたいと思います♡

今年は生き方に対する本が心がヒット!
アンテナが立っているのでしょう・・・笑。
年末年始で時間がある人は是非読んでみてください。
温かな気持ちになる&新しい年に向けて挑戦してみようの勇気がもらえる本です。
それでは・・・来年も沢山の本と出会えますように♡

いいなと思ったら応援しよう!