数の考え方「=」をつかいこなそう
問題
パッと見だと、問題は短いし簡単そうだけど、
じっくり読んでみて「???…パス」ってなってないかな?
こういう問題は「=」をうまく使うと簡単に解ける。
「=」はこの問題だけでなくとても使えるのでもう一度勉強してみよう。
ここがだいじ
「=」の意味は左側と右側が同じであるという意味
※当たり前だけど重要だよ。
さて、
まずは問題をそのまま式に書いてみよう
Aの1/2 と Bの3倍が同じ なので
ということ。
まだ、AもBも何かわからないし、何にでもなるね。
例えばAが2の時、左側は1になるし、4だったら2になる。
次に、左側と右側が「=」であることに注目する。
例えば左側が「1」だったら右側も必ず「1」になるね。
もちろん、左側が「2」ならば右側も必ず「2」だね。
なんでもいいのだけど、今回はわかりやすそうな「2」にしてみよう。
すなわち
左側 A × 1/2 = 2 だったならば
右側 B × 3 = 2 になるということ。
それぞれ計算してみよう。
左側
A×1/2=2 → A=4
※Aにとって1/2が邪魔なので「×2」をして消す。そして、右側にも同じく「×2」をする。
右側
B×3=2 → B=2/3
※Bにとって3が邪魔なので「×1/3」をして消す。そして、右側にも同じく「×1/3」をする。
そうすると
A=4、B=2/3 と出る。
確認の為元の式に当てはめてみようか。
元の式
A× 1/2 = B × 3
4 × 1/2 = 2/3 × 3 ←Aに4を、Bに2/3をあてはめる
2 = 2
はい。同じになったね。
最後に、問題で聞かれていることに答えよう
「BはAの何倍ですか?」
A=4、B=2/3 だね。
A÷B → 4÷2/3 → 4×3/2 =6
答えは 6 倍だ。
ここがだいじ
大事なのは
「=」の意味は左側と右側が同じであるということ。