「思い出補正」というバイアス

「アンコンシャスバイアス(認知の歪み)」のひとつに「思い出補正」があると思う。

「思い出補正」には、良い面も悪い面もある。

良い面は、大抵の場合、最終的に良い思い出として記憶されている、ということ。

思い出に浸ってる間は、懐かしい気持ち、幸せな気持ちでいるので、自分にとっては、とても都合がいい。

悪い面は、事実を一面からしか捉えていない、ということ。

例えば、学生時代の部活の思い出。Aさんにとっては良い経験として記憶されていたとしても、よくよく思い起こしてみれば、しんどいことの連続だったりするのだ。

だから、別の人に、両手放しで同じ経験をオススメするのは、ちょっと待ってほしい。フラットに良い面も悪い面も伝えた上で、「決めるのはあなた次第。」と伝えるのが、大人な対応なように思う。

まぁ、良い面も悪い面もちゃんと見つめた上で、良い記憶として格納しておくのは、良いことだと思う。

自分の中の成功体験になり、自己肯定感の向上に繋がるよ。

ではまた!

しゅんたろう

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