言った言葉、言われた言葉

今日はカウンセリングのトレーニングをしていて
3人で順番に、カウンセラー、クライエント、観察者をしていました。

数十分ほどやった後、何が良かったか、反省点はどこだと
フィードバックをします。

傾聴の仕方としては、相手の話を聴き
あたかも自分が体験したかのように感じた後
要約しながら相手に返す。

私がカウンセラー役の時のクライエントさんが
機嫌が悪くなってしまいました。

私に「あなたは私の言っていない言葉を
自分で解釈して勝手に言い換えた。
そしてその言葉で私は深く傷ついた」と言われました。

観察者役の人がすかさず、
「自分でその発言をしてたよ」と言ってくれ
事無きを得ました。

自分の言葉は無意識のうちに発しているのですが、
人に言われるとショックをうける事があります。


例えば、「私はマルチタスクが苦手で、
容量悪いなと思うことがあるんです。」
と言った場合、
自分が容量悪いというのはあまり深く思っていないで
保険として言った言葉だったりします。

そして、相手に「マルチタスクが苦手で、
容量悪いと思うことがあるんですね」と言われると、
あまりの図星に(なんであなたにそんなこと言われなきゃいけないんだ)
と思う時もあれば
(私ってそういうところ確かにあるんだよなぁ)
と気付くこともあります。


自分のことって一番わからない。
自分のことを教えてくれるのは、
いつだって自分以外の誰かなのだと思います。

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