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休職から復職した日のこと。何事もなかったかのように復帰できました。

少し前の話なのですが。

働きながらの車椅子の息子の送迎と、保育園児の娘の育児がつらくなり、
数カ月間、休職を取っていました。

そこから復帰した日に思ったことです。

我が家の息子は脊髄髄膜瘤で生まれたので、生まれつき歩けなくて、車椅子で生活をしている小学生です。

働きながら車椅子の息子の介助と通院と、
保育園児の娘の育児をワンオペでするのがつらくなり、
去年の夏から秋にかけて休職していました。

いまは、職場に復帰して会社員に戻っているのですが、復帰した日のことです。

復職の日って緊張しますよね。

特に私は、休職中に部署を移動になったので、新しいの異動先のところへ復帰しなくてはならなくて。

新しい異動先はどんな雰囲気なんだろうとか、いろいろ考えてしまって緊張しました。

結果は、とても自然に復帰できました。

案ずるより産むがやすしというか、
職場の席に座ってしまえば、
「ああそうだった。忘れてたけど、私はここの会社の会社員だった」
ということもすぐ思い出せましたし。

職場にもすぐに溶け込めました。

というのも、部署が異動になるということで、復職前にちょっとだけ準備をしていたんですよね。

準備というのは何かというと、たいしたことではないのですが、
上司になる人と事前に何度か電話をして、関係を作ってました。

たまたま、私の上司となる人が以前に一緒に仕事をした人だったので、話しやすいのもあって、
「復帰後の仕事の内容を聞きたい」とか「復帰後のメンバーを知りたい」という名目で電話をかけました。

その会話の中で、自己開示をして、雑談ができるくらいまで関係を作れるようにしました。

といっても向こうは仕事中なので、長い話はできないんですけど、
ちょっとした雑談をはさむように務めました。

でも、私が会話が苦手なので、ちゃんと雑談になっていたのかどうかは分からないのですが。

ですが復帰した日に、
上司から、「こいつ何者なんだろう」みたいな怪しむ表情ではなくて、
リラックスした表情だったので雑談が成立してたようです。

それが職場の同僚にも伝わって、
「この人は変な人ではない。普通に接しても大丈夫」
と分かってもらえたようです。

そういう流れで、何事もなかったかのように復職できました。


で、休職したことで気になってたのが。

休んだことを攻撃してくるというか、ネガティブなことを言う人がいるんじゃないかなっていう心配もあったんですけど。

いまのところはないです。

もしかすると心の中では、
「こいつ休職しやがって、許さない」
みたいなこと思ってる人がいたかもしれないんですけど。

こういう陰口って、タバコ部屋とかで言ってるんですかね。

少なくとも私の耳には入ってきませんでした。


で、今回私は、復職するときに自分が有利になるように、
事前に上司と関係構築をしていたんですが。

こういうことって、働きながら車椅子の息子の看護や、育児をしていたときにはまったく思いつけなかったんですよね。

思いついても、行動する気力がなかったです。

でも、休職中には、会社で仕事をしている時間が、まるまる自分の時間なので。

「復職する時に、自然に復職するにはどうすればいいのかなー?」と考える時間がありましたし。
それをする気力も戻ってました。

だからもう、自分のためのことができなくなったときには、休むに限ります。

(追伸)
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