いわゆるベタなテーマであるが、なかなか本質がつかめず、記憶に頼らざるを得ないがゆえに、悩ましい。 いまいちど整理してみよう。 まずは理想論から。 肺胞気酸素分圧…
気管支喘息とは、気道に吸着した外来抗原に対するアレルギー反応によって起こる。
好酸球性肺炎は、急性および慢性に分類される。 臨床上、急性好酸球性肺炎だろうが、慢性好酸球性肺炎だろうが、「抗生剤投与に反応しない肺炎」を契機に、この疾患が疑わ…
Lefty44
2021年1月4日 00:00
いわゆるベタなテーマであるが、なかなか本質がつかめず、記憶に頼らざるを得ないがゆえに、悩ましい。いまいちど整理してみよう。まずは理想論から。肺胞気酸素分圧は、動脈血酸素分圧と理想は等しいよね…からスタートする。健康な成人でも多少のずれは許容される(これが、A-aDO₂の基準値が15Torr以下の理由)。しかし、特定の疾患では、それが開大する。つまり、肺胞気酸素分圧-動脈血酸素分
2021年1月2日 21:58
2021年1月1日 23:32
好酸球性肺炎は、急性および慢性に分類される。臨床上、急性好酸球性肺炎だろうが、慢性好酸球性肺炎だろうが、「抗生剤投与に反応しない肺炎」を契機に、この疾患が疑われることが多い。つまり、発症からの経過期間で急性or慢性を鑑別することは、理論上ナンセンスであり、患者背景から鑑別することが望ましい。無論、治療に関しては、結局ステロイドの投与である。では、なんのために、病型分類するのが大事か