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うつの苦しみっていつまで続くの?

うつのときに、何よりも苦しかったことは「この苦しみがずっと続くかもしれない」と考えてしまうことでした。


その考えがさらに進んで、「苦しみが終わらないなら、もう死んだほうがマシ」と思うこともありました。

そんな暗い考えが頭の中をぐるぐる回って、なかなか抜け出すことができませんでした。



もしも「苦しいのは今日までです」と分かっていたら、今日1日の苦しみは耐えられるかもしれません。いつ終わるか分からない、ずっと続くかもしれないと思うから苦しいし、ときには絶望してしまいます。



「この苦しみがずっと続くのかも」と思うのは未来の苦しみを考えてしまっている状態です。未来の苦しみを考えると、今が苦しくなります。



「だってこれまでも苦しかったもの」と過去の苦しみをなぞっても、やはり今が苦しくなります。未来や過去にとらわれてしまうと、今の苦しみを増大させてしまいます。




過去が苦しかったからといって、今後ずっと苦しいわけではありません。今が苦しいからといって、未来もずっと苦しいわけではありません。




苦しいときは、焦ったりもがいたりしてしまうかもしれませんが、溺れているときにジタバタすると沈んでしまいます。ジタバタするのをやめて体の力を抜くと、プカリと浮かんできます。



私はうつがひどく動けないときは、「苦しみのないところに喜びなし(苦しみを感じられなければ喜びも感じられない)」という言葉をおまもりに、苦しみが通り過ぎるのを待ちます。





イルミネーションinボゴタ

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コキリ🌕うつ病×webライター
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