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他者の意見を聞くときに気をつけること

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はじめに

何かを判断するとき、人の意見を聞くことがある。

悩んで、悩んで自分では答えが出せないときに、人の意見はとても参考になる。自分には手に入れられない視点を得られる。

ただ、そんな貴重な他者の意見も、聞くときに気をつけた方が良いことがある。

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人からの意見が、その人の経験に基づくものの場合、注意が必要だ。

第一に、その人に偶然当てはまった、「一例」に過ぎない可能性があるからだ。「一例」を、ちゃんと「一般化」して、多くの人に当てはまる教訓に変換できる人は少ない。
科学者が実験をもとに、法則を導き出すのと同じく、思考力を必要とするからだ。
その一例が、自分に当てはまるかどうかは、ちゃんと判断しないと損をする。
今かかっている病気とは関係ない治療薬を処方されたら、よくないどころか悪化することすらある。

相手が尊敬できる人、信頼できる人であっても、それは変わらない。
自分にあった薬を持っている人イコール、尊敬できる人・信頼できる人ではない。

第二の注意点は、誰しも自分の人生を正当化するからだ。多くの人が、自分の人生は、「正しいモノ」だと深層心理では思っている。

口では人生に、不満を言ってる人ほど、過ぎ去った時間の重さを直視できず、適切に自己否定できない。つまり、自分の過去をなんだかんだ「正しいモノ」としたがる。

ただ、当たり前だが、今の人生に不満を持っているのに、過去を見直そうとしてる人の意見が、参考になることは少ない。
真摯に「今は、不満」だから「過去、こうしておけばよかったと思ってる」とちゃんと後悔してる人の意見の方が、参考になる。

加えて、当たり前だが、何が正しいかなんて、時と場合や、個人の価値観による中で、正しさを押しつける意見は、参考にならない。

人の意見を聞くときには、「それって、この人が、そのときだけ当てはまった例ではないか」と、客観的な視点を持って、聞くことが重要だ。
客観的な視点を持ちつつ、「この部分について、今の状況に当てはめられる」と判断しなければらない。

尊敬する人が居て、その人の全てのノウハウを、丸々コピーすることは、覚悟を持ってやればいい。それは意見を聞くのではなく「真似る」行為なので、そのときには、むしろ、余計な判断はいらない。

自分の判断について、意見を聞くときに丸飲みするのは、ただの思考停止である。
自分が決める判断において、相手の意見を参考にする場合は、あくまで決める主体としての自分がいるので、丸飲みしてはいけない。

意見の聞き方にも、注意が必要だ。

まとめ

単なる一例を、鵜呑みにしない。

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