決めない贅沢

私のやりたいと思うことをやる。

休日の人との予定は、リラックスともなるけど、同時に刺激や緊張もある。

楽しいこと、心躍ること。

無いと困るけど、毎日だと疲れてしまうのが私だ。

ひとりでも心躍ることを求めて行動できるから、尚更、人に合わせたくないという時がある。

そんなわけで休日は、誰とも予定を入れないことがある。

せっかくのおやすみとして、行くところや、行くべきところというのは色々とあるけれど、寝て、覚めて、その時間に制約がないこととか、つまり例えば人との約束がない休日が、この上なく贅沢に感じる。

当日予約の出来るお店が好きだ。

飛び入りでもすぐ席に案内してもらえるような時間帯にお店を訪れるのが好きだ。

外でやることをいくつか用意して出掛けるけれど、時に生じる中途半端な待ち時間をもったいなく感じることもあるから。

殊更、最近の私は、ひとり時間を求めている。

低気圧、人からの相談事、仕事、そういうものが私をちょっとずつ、お疲れモードにしているんだろう。

私のための自由時間。

ぼーっとしてみたり、ひたすら考え事したり、起きる時間も寝る時間も自由で、ノルマもない。

そんな休日。

私だけの。

誰にも邪魔させない。私自身の罪悪感も、全部消えてしまえばいい。

私のことに夢中になりたい時にも、気にかけたい相手がいることも、また幸せなのだけど。

こういう采配も、全部自由なんだよね。本当は。

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