派遣での職務経歴 ~こんなところで働きました~№12
今回は前職からあまり間も空かず、長期での仕事に就けて安心していたけど
合わないところっていうのはとことん合わない
業務内容は大手企業の社会保険手続きの委託会社の社員のアシスタントで
面接のときに聞かされた簡単な説明も正直わかってなかったけど
前任者の引継ぎが1ヵ月あり、
採用されたということは“出来ない範囲”ではないということだろう
実際に慣れてくれば難しいことはなく、手が空いてしまうほど暇になることもあった
だけどそれまでが大変で
1ヵ月の引継ぎといっても順番に教えてくれるわけじゃなく
今あるものから片づけていくから何がどのときにどのように処理するのかがまったくわからないまま引継ぎが終了した
1人で2人の社員のアシスタント
これは誰の担当のもの?から各書類によって違う処理方法
・返送されたものは保管?どこかに発送?
・健保?年金?どっち?
・どれとどれをクリップ止めして、どれとどれに押印?
・生年月日確認? 何を入力で何を記入?
・保管場所は?倉庫の管理は?破棄?
わからないことだらけでかなり苦労し、家に帰ってからも
「社員1対応」「社員2対応」とノートを作り二度聞かないように
受け持った業務をまとめた
というのも、親切に教えてくれるわけじゃなく
一度言ったんだから覚えろ!
身近なものなんだからわかるだろ!のていで接してこられるから
気軽に質問なんてできない状況でそうせざるを得なかったからだ
社員1(女性)
この人が一番厳しくて、絶対に2度は教えてくれない
だけど文句は言えない、今までのただ性格が悪いだけの社員たちに比べたら
仕事は忙しく言っていることは正しく、けしていい加減なわけじゃないから。
“ただ”が付かないだけで性格はいいわけではない
私が辞めることになった後任の女性は、別の会社ではあるけどこの会社に関わりのある業務を担当していた人だから理解も早い
それを知った社員1はあからさまに態度が違う
「ううん、そんなことないよ」
「とんでもない」なんて優しい口調で話している
社員1にとって私は役不足だったかもしれないけど、私にとっても社員1は
ある意味役立たずですよ
上司
隣の席にいた60代くらいの男性社員はボソボソしゃべる人で怖いイメージはなかったけど
見た目とは裏腹に社員1と同様に厳しい人
誤って封筒に貼るラベルを逆さまに貼ってしまい、社員1に怒られたある日、
そのミスに平謝りで猛省していたところに
「そんなミス、あり得ないから」とボソッと言ってくる嫌な男
どうしてこんな人が存在し、社会で働けているの?
あーあのキレイなビルのあの会社に戻りたいー!