2023年1~3月のゲームプレイふりかえり

遊んでいるゲーム(攻略途中)

ポケットモンスター バイオレット

ルビー・サファイア以来、久しぶりに無性にポケモンをやりたくなったので、ちまちま遊んでいます。
オープンワールドのゲームは苦手ですが、フィールドを駆けずり回る感覚が楽しく、ずっと没頭してしまうので、まとまった時間のある時にしか進めることができていません。
トレーナーも野生のポケモンもバトルが全てシンボルエンカウントである点が没入感に大きく貢献しているように思います。
ただ、今のレベルで行ける範囲がどこまでなのかを手探りで把握し、自分で行先を決めるのが意外と大変です。
現在ジムバッヂ5個目。追加DLCを予約購入したので、配信されるまでにメインストーリーを終わらせたいところ。


VA-11 Hall-A: Cyberpunk Bartender Action

サイバーパンクなディストピア世界でバーテンダーになってお客さんにお酒を提供し、話を聞くゲーム。
以前遊んで大好きな『コーヒートーク』のインスパイア元と聞いて、遊んでみたいとずっと思っていたものをようやく購入しました。
カクテルごとに値段があり、高くふっかけることもできる。売上金や実績から給与が決まり、オフの時間に買い物や必要経費の支払いを行う。コーヒートークとは異なる複雑なシステムがあり、提供するカクテルの判断に迷います。
厄介なお客さんの露骨なセクハラ描写など、コーヒートークよりも刺激強めな描写があり、ザ・夜のお店といったところ。
今のところ、できるだけ忠実に注文に応えるプレイをしていますが、お金が足りるか心配。


Melon Journey -bittersweet memories-

メロン製造会社で働く主人公がメロンが違法な国を訪れ、失踪した恋人を探すドット絵RPG。ビジュアルが可愛い反面、全体的にメロン色の色調がどこかほの暗く、テキストにも毒が感じられる。まさにビタースイート。
ゲームボーイ版のカセットも販売されているらしい。
まだプロローグ的な部分しか触っていないので、全容が掴めずにいます。それでも、ユーモア以上に権力による抑圧を強く感じる内容なので、ちょっと腰が重いです。


No Longer Home

2人のゲーム制作者の個人的体験に基づく"準自伝的"ゲーム。
ビザの期限切れに伴う退去、外国人やLGBTQ+に対する抑圧などセンシティブな内容が、体験した本人たちの手で語られるゲーム。
実体験を語る手段としてゲームを扱うことの良し悪しについて考えさせられました。ゲームだからこそ出せる没入感や表現は確かにあると思いますが、このゲームがその点を十分に活かせているかどうか、レビューも賛否が分かれている模様。
題材が題材なので、半分くらいプレイしたところで手を止めてしまったのですが、いずれ最後まで見届けたいです。2人のお別れがどのようなものであったか、もはやここに居場所はないという状況をどのように受け入れたのか。

▼注意喚起


A Short Hike

ハイキングコースをたどる探索ゲーム。
アイテムを取るたびに行動範囲が広がっていくので、山と島をめぐるだけでも、思いのほか時間がかかります。
とにかくアウトドアっぽいことをたくさん満喫できる。釣りやボートなどのミニゲームがたくさんあり、全回収しようとするとかなり大変そう。



Rakuen ラクエン

入院中の少年がママから読み聞かせてもらっていた絵本の世界に入り込み、冒険をするお使い系アドベンチャーゲーム。元がRPGツクール製ですが、戦闘はなし。
ストーリーが意外というか、事前に思っていたような感じではなく、非常にセンシティブな題材が含まれていました。今、この時期に日本語訳&Switch版が出たことにも意味があるのかも。ただの偶然かもしれないけど…。
絵本の世界と現実の世界を往来するローファンタジー。アイテムは持ち込み・持ち出しが可能で、もう片方の世界でイベントを動かすために使う場面もあります。
ファストトラベルやダッシュコマンドが無く、移動が非常にスローなので、ゆっくりじっくり進めていく必要があります。
最近は非現実世界から現実世界への帰還を描く作品は多く、複数の世界を対等に描き往来が自由である点は珍しいと感じました。
サイコホラー的演出があるものの、ジャンプスケア(ビックリ系)はなく、おそらくアンリアルライフがOKだった人なら大丈夫だと思います。
続きが気になる!ということで、早いところ攻略したいです。

Switch版はサイトウさん(Steam版でMr.Saitoとして配信)とアニメーションのおまけのついたデラックス版。
Steam版はそれぞれの単品販売の他に、サントラやビジュアルブックのついた全部入りのバンドルもあります。また有志による移動高速化MODもある模様。
サントラの一部はYouTube Musicで一部配信あり。
3/28追記:プレイ時間9時間でクリアしました。ずっと悲しいゲームでした。



7Days Origins

死後の世界で生き返りを賭けたサバイバルゲームに身を投じる選択方式アドベンチャーゲーム。
2択の選択が無数にあり、他の人物からの好感度が増減し、それによってルートが無数に分岐していきます。自分がどのルートにいるか、過去にどんな選択をしたかはいつでも確認することができます。
LINEのチャットルームのようなUIも印象的。
生き返りの条件は一人ひとり異なり、主人公に与えられた条件の達成を目指しつつ、他の登場人物の条件に探りを入れて共闘か警戒かを判断する。そんな緊張感がずっと続きます。
この人物とは友好的に付き合いたいと思っていても、どちらの選択肢を選ぶのがよいのかパッと見て分からなかったり、間違った選択が命取りになったり。操作は常に2択のどちらかを選ぶだけなのに、たくさん頭を使いました。
7日目のうちのまだ2日目で、アルゴと友好関係を結ぶルートに入りましたが、うまくいくかなぁ。

Rhythm Doctor

患者の心拍に合わせてボタンを押す音ゲー。早期アクセスの段階でゲームを買ったのはこれが初めて。
楽曲とステージの背景が、患者の入院に至った経緯に基づいたものになっていて、ストーリーとの絡みが「次はどんな患者が来るんだろう」とわくわくさせられます。タイミングを計るヒントとなる看護師の掛け声も好き。
ピッタリで押しているつもりでもだんだんズレてくるので、もう少し判定を緩くなるように、設定から難易度を下げてやってみようかと思っています。

灰色の夜が明けたとき

田舎の少年ティノと闇魔法使いのシルヴィアの出会いから始まるハイファンタジーのビジュアルノベルゲーム。フリーゲームとして無料配信中。選択肢による分岐が後半にあるらしい。
ボーイミーツガールで魔法世界のファンタジーという王道路線に惹かれてプレイ。
徐々に明かされる登場人物の過去から垣間見える教会と闇魔法使いの関係性がダークな一方、無邪気な少年ティノのまっすぐな感じに見ていて希望を感じます。


ファミレスを享受せよ

気分転換にファミレスに入って気づいたら、最初に入ったファミレスとは異なる奇妙なファミレスになっていた。他のお客さんの話を聞きながら、一度入ると永遠に出られなくなってしまうファミレスの謎に迫る、そんなアドベンチャーゲーム。フリーゲームとして配信されています。
誰かと話したり、気になる場所をクリックしたりすると話題を入手でき、他のお客さんの前で話題を選ぶと新しい会話を始めることができるシステムでした。
雰囲気に浸りながら探索と会話を楽しむゲーム。ファミレスという狭い空間ながら、話題を探したり片っ端から調べたりしていると、ものすごく時間が経っていてびっくり。
ファミレスのドリンクバーで粘るということを私は体験したことが無いのですが、時間の流れ方が変わるのを体験できる良いゲームでした。
行き詰ったので攻略サイトを見て、分岐点まではたどり着きました。どうエンディングを迎えようか思案中です。
奇妙で不可思議な世界観ですが、随所に理解するための手がかりがあります。
itch.toはブラウザ上でプレイ可能。ふりーむ!はダウンロードでプレイ可能。


クリアしたゲーム

A Space for the Unbound -心に咲く花-

過去記事の通り1周目をクリアして2周目全回収をしたいと思っているところです。攻略情報もいくつか見つけたので、全動物もふもふは何とかなりそうですが、リフティングと格ゲーQTEが鬼門です。
ニケン先生が主人公の公式スピンオフのウェブトゥーンを自力で訳しながら読み通しました。ニケン先生の描写も意識して遊びたいと思っています。
絵本と現実のリンク、各登場人物の思惑など、断片的な描写をつなぎ合わせて考えるのが楽しそうなゲームだったので、いずれそういう記事を書いてみたいです。



塊魂アンコール

子どもの頃、友人の家に遊びに行って遊んでいるのを見ておもしろそう!と思った記憶がある塊魂。あと1秒あれば記録更新!というところまで行ったのに、というプレイを見た思い出があります。
Switch版が出たので遊んでみて、左右スティックの操作感と巻き込めるかどうかの判断が難しかったです。慣れるまではシビアに感じた時間制限も、効率的なルートが分かってくると余裕ができて気持ちよく巻き込めるように。
音楽にも聞き惚れてサウンドトラックも買いました。
6月1日発売のみんな大好き塊魂のリメイクも楽しみ!!


florence

Florenceという女性の人生を描くビジュアルノベル。
オーストラリアのチームによって製作され、Florenceは中国系のオーストラリア人という設定。ゲームだからこそできる心情表現や情景描写がふんだんにあり、最初はシンプルな作業ゲーのような感覚だったのに、どんどん引き込まれていきました。
サウンドトラックはDeemoやCytus2にも楽曲提供をしているオーストラリアのコンポーザーKevin Penkinさん。ピアノとバイオリンの美しい二重奏が印象的で、聞き惚れる出来。


気になったゲーム関連の動き

PC版Google Playゲームが日本上陸

Androidのモバイルゲームがパソコンでプレイ可能になったようです。システム要件はあるものの、普及すればスマホゲームをSteamや他のプラットフォームに移植するメリットが薄れていく可能性もあるのでしょうか。

Android/iOS版XboxStore?

ソースが少なく噂レベルで捉えた方がよさそうですが、この動きも気になりました。WindowsにAmazonアプリストアが入ってきたことと合わせて、スマホとPCの垣根がこれから薄れていくのでしょうか。それはゲームの配信にどのように影響するでしょうか。
サイドローディングの問題がこういう方向に行くとは思わなかったです。

クラウドゲームやサブスクでの販売が増えていることもあり、どの機器でどういう買い方をするのが良いのか、自分に合ったスタイルを考える必要が増してきそうです。

まとめ

全体的に可愛い/オシャレ/素敵なグラフィックと毒・悲しみ・裏のあるストーリーのギャップが印象的なアドベンチャーゲームを多くプレイした第1四半期でした。
たまには可愛いだけのゲームが欲しい…かもしれない。
加えて、Steam版かSwitch版かで迷う場面も多かったです。販売形態が多様化したら、ますます迷うことが増えるだろうなぁ。
また、有志制作のフリーゲームにも意外と手を出していました。itch.toはまだ使ったことが無いのですが、ふりーむ!とSteamにある無料ゲームは目にする機会が多いです。

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