A Space for the Unbound 心に咲く花 1周目終了時点での気づきと疑問
ネタバレを含みます。
?で終わる部分は、うろ覚え、憶測、スクリーンショット撮り忘れ、裏どりがない等。
1周目のプレイ概要
プレイ時間13時間44分:どこに行くか迷ったりBGMに聞き入ったり
未回収要素
音楽をきいてギャン泣きする
YOMANのMとN(リフティングと自転車)
世界一モフモフの生き物をなでる(3匹見落とし)
気づきと考察用メモ
タイトルの意味
単数形 A space
スペースダイヴのスペースと捉えるなら、心の場所?
具体的な場所を指す際は可算名詞になることがある
spaceという単語自体は(彗星がやってくる)宇宙を連想させるが、不可算名詞らしい
the Unbound
否定辞un+bindの過去分詞形bound
綴じられていない、未製本の
作中で1ページずつ収集していく、最終章を書き終えるのをためらうニルマラのおとぎ話?
解放された
例えば、心理学の用語でダブルバインドというと「2つのメッセージの板挟み」を意味するらしい
精神的苦痛からの解放?
第5章でラヤがニルマラを「いつだって自分に正直な、自由気ままなあどけない女の子」と評している
サウンドトラックにUnboundという曲名の楽曲あり。どの場面でかかっていたかが思い出せない
世界について
基本的には過去の現実に基づく世界(エリックの回想にニルマラが映っていて、テイトクのひき逃げは現実世界でもあったっぽい)
第4章のボスケの発言から周囲の人たちへの負の感情からの逃避のためのもの
エリック、ルル、マリンは本来の住人ではない
カウンセラーのセリフや市民の描写など、ラヤはどこまで知っているか?
公務員/空手道の先生、パティシエ/中華料理のコックの分岐から、ラヤ以外の人物の葛藤もこの世界に反映されている?
第5章でのやり取りでアトマはこの世界を通じて、ラヤがロカ市とそこに営む人・猫を愛していることが伝わってくると言っている
ラヤの能力で改変が可能
舞台設定は下記リンクが分かりやすい
登場人物の言動について
第0章アトマ
ニルマラとアトマの絡みがメインだが、ラヤがいる
この時点でアトマは故人
二度と川を一人で渡らないよう警告している
第1章ラヤ
進路調査票の紙は配られたばかりで名前は空欄
第2章エリック
ニルマラとの思い出の回想の終わり「描くのをやめないで」はマリンのセリフ?
第4章終盤マリン変身後に同じセリフ
ネットカフェでルルが「偽記憶症候群」について調べている
その後、ニケン先生にそのことを話している
テイトクひき逃げ事件後、マリンが「救えるのはラヤだけ」と
マリンはこの世界の正体に最初から気付いている?
第3章ルル
進路調査票の名前欄に何か書かれているが、読めなくなっている。
机の配置は後ろから「マリン(後に出るかたつむり)」「主人公」「ラヤ」「ルル(偽記憶症候群のメモ)」?
カウンセラーのニケン先生はラヤの家庭事情を把握し、教頭にも相談をしたが、うまく取り合ってもらえず?
裁判の場面で誤った証拠を提示した際に咲く花が青い花(ラヤを連想させる?)、正しい証拠を提示した際に咲く花がオレンジの花(ニルマラのイメージカラー?)
ラヤは現実世界でうまくいかなかったことのリベンジをしようとしているが、失敗している。
協力してくれなかった人に「役立たず」という言葉を多用?
父親から日常的に言われていた言葉
第4章マリン
マリンの魔法具に関する発言から、魔法の赤本と魔法の杖のアイデアはマリンとの共作?
物語冒頭で、アトマは魔法の赤本の使い方を知らなかった
魔法の杖はおとぎ話に登場するが、アトマはマリンから説明を受けるまで使い方を知らなかった
時空の裂け目のリアカフェ前のマリンの発言から、ラヤがフォレノワールを好きになったのはマリンがきっかけ。
時空の裂け目の学校の進路希望調査の紙の名前欄がぐちゃぐちゃに線が引かれているが、かろうじて頭文字のRとFとNが読めなくもない。
マリンと希望調査票の話をしている場面
この時にはもうニルマラが現れなくなっている
マリンはラヤとニルマラの違いに気づいていない
アトマの記録がロカ市には残っていない。
市外出身者で友人や親戚に連絡せず故郷の町を離れてロカ市に来た
ニルマラを助けるためにアトマが溺死したが、誰も気づかず
アトマに対して失踪宣告を出した人はいなかった?
第5章ラヤ・フィトリ・ニルマラ
先生が家で母親と話している回想で初めてフルネームが出てくる
目覚める場面ベッドのプレート「Tg 20 April 2009」現実世界の日付?
第6章
父親と母親の離婚は「数年前」
ローンや経済苦は父親のもの?
やることリスト
ラヤ側
映画を一緒に見る
映画のチケットの説明文にアトマが選んだものなら喜ぶだろうとある。
ペットの猫を飼う
エリックは本来この世界の住人ではないので、テイトクも安全と考えていたのかもしれない?
フォレノワールを丸ごと食べる
フォレノワールはマリンがきっかけで好きになったもの。それを今でも望んでいるということは、というのは考え過ぎか
パーティーを開く
花火を打ち上げる
元気が出るもの
特別な宝物を見つける
最後の最後でチェックが付く。
アトマ側
音楽を聴いてギャン泣きする
ビンの王冠を20個集める
王冠20個の宝物をニルマラへ引き継ぐ回想で、楽しい記憶が宝物だとアトマが答えている
YOMANの5文字を集める
世界一モフモフな動物をなでる
フューチャー・ファイターでハイスコアを出す
「フィーチャー・ファイター」ハイスコア更新時の回想から、ニルマラがいた頃、アトマが高校生だった。
Mojiken Studio/Toge Production作品のゲスト出演
第1章以降 図書室に『SHE and the light bearer』の絵本
第2章 映画館に『When the past was around.過去といた頃』のエッダ
楽曲アレンジあり
第6章のラジオ番組でフィーチャーされているエダ?
第3章 リア・カフェの女性のスペースダイヴで『A Raven monologue』の再現
『A Raven monologue』はイラストによるストーリーテリングで、文字が無く多義的な解釈が可能
作中曲Selfishnessの楽曲アレンジ
アトマの反応や演奏した女性の意図など興味深い
第3章 リア・カフェ内に『コーヒートーク』の制作者がいる
スタッフロールの一番最後にも追悼クレジットあり
2周目で手がかりを探したい疑問、もっと知りたいと思ったこと
生前のアトマについて
現実で起きたことの整理ができていない
ニルマラが溺れる→ニルマラが助かるもアトマが溺死→ニルマラがいなくなる(ラヤが自己嫌悪から突き放した?)→高校進学で普通になろうとするも空回りするラヤ→精神世界にひきこもり第0章 の流れ?
ラヤの入院の理由が明示されていない?
おとぎ話の盲目の亀に元ネタがあるかどうか。
偽記憶症候群の正体
ラヤの改変によって生じるものと思っていたけど、作中世界全部がそうなのかな。