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#239 梅雨の終わりの頃

 梅雨末期の前線が、九州北部から中国地方にかかっていた。しかし、私たちのところには、弱い雨が降っただけだった。その雨も、朝方にはやみ、10時ごろから日が照ってきた。

 私は、田んぼや畑を見に行った。長い間、クーラーの効いた、快適な部屋でいたので、外に出るのには勇気がいった。

 私は空調服を着て、畑や田んぼの周りを歩いた。下からは、湿気を含んだ草の熱気が上がってきた。上からは、太陽の日差しが照りつけていた。風はやんでいた。

 最近植えたサツマイモは、雨が降ったのでしっかり根付くことができていた。しかし、里芋やカボチャなどの野菜の周囲の草も、勢いよくのびていた。

 ゆっくり一回りするだけで汗がにじんできた。私は、作業場に戻り、着替えをして、お茶を飲み、扇風機の風で体を冷やした。

 今日は、イチジクと、枝豆をとっただけで終わりにした。蒸し暑さになれるだけでいいと思い、今日は草刈りをしなかった。

枝豆



 梅雨明けの時期になってきた。田んぼや畑の上では、トンボが舞っていた。田んぼの周囲の柵に、スズメがとまっていた。軽トラには、小さなカマキリがのっていた。

小さなカマキリ

#ふるさとを語ろう
#今日やったこと

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