#417 将棋
息子の家族は、独立し親子4人で生活している。先日息子から、「お父さんの家で将棋盤ある?」とラインで送信されてきた。「そうたがするの?」と私がきいた。「うん、学童保育でやっているらしい。外は暑いからな~。」と彼は言った。「あるで~。藤井君がちいさい時にやっていたスタディ将棋があるで~。」と私が答えた。「夏休みに帰った時、そうたは将棋やりたいらしい。」と彼は言った。
私は、そうたが、テレビゲームだけでなく、将棋に興味を持ったことがうれしくなった。そして、「初心者がすぐ上達する、棒銀戦法を教えます。」と送信した。
息子から、「教えてもらわなくてええねん。好きなように打たせてあげて。将棋が楽しくなってほしいねん。」とすぐに返信されてきた。「そうやな、教えてもらって勝つより、将棋を楽しみたいわな。とにかく、お父さんの家で将棋で遊ぼう。」と私は送信した。
夏休みに遊びに来ていたそうたは、いとこのしょうへい(中1)と将棋をした。熱戦だったがそうたが負けた。負けたけれど、楽しそうだった。
私が小学校の時、近所の家が遊び場になっていた。たくさんの小学生が集まると、ケイドロや缶けりなどもしたが、縁側で将棋をすることがよくあった。
私より2学年上の『かっちゃん』が将棋が好きで上手だった。いつも私は彼に負けたが、なぜか『かっちゃん』と将棋をして遊ぶのが好きだった。私は、折り畳みの将棋盤と駒を持って遊びによく行った。
小学校の低学年の私は、勝っても負けても将棋が大好きだった。
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