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読書会の衝動と先月の電気代
生まれて初めて、読書会というイベントに参加した。
これがめちゃくちゃ楽しかっっった。
最近ずっとTwitterに篭っていたので、読書会の初期衝動でnoteを久々に開けた。
朝ごはんに鍋の残りを軽く食べただけで行って、結果5時間くらいずっと初対面の方々と話していたので低血糖のせいか指がしびれてきて、さすがに帰った。
あまりの空腹感と指のしびれがなかったら絶対まだ喋っていた。それくらい去るのが惜しい空間だった。
買い物を終わらせてから帰ったら、興奮から冷めたのと疲労でちょっと動けなくなった。体のサインがあってよかった。
場所は、先日初めて行って惚れた七坪書店さん。
今年は『対話ができそうな場所に行く』が目標のひとつで、読書会や哲学対話に行ってみたいと思っていた。
インスタで読書会のお知らせを見て、即応募した。
でも実は仕事が鬼のように忙しく、直前まで忘れていた。
金曜の残業後に「明日やんけ!」と嬉しくなり、金曜なのになんと夜更かしせずに寝た。自分って読書会のためなら金曜に夜更かしせずに寝れるんだ、とびっくりした。
読書会のテーマは『2024年の個人的ベスト3を決めてみる』。
集まったメンバーは、男性も女性もいて、20代から50代まで年齢も幅広く、読む本も読み方もそれぞれ違って、でも持ってきた本が被ったり(!)、被ったけど感じたことや刺さった部分が違ったり、似ていたり、とにかく素敵なメンバーだった。
互いの違いを尊重し合って、興味があって、話も聞きたいけど同じくらい伝えたい、そして人が話したことで触発されてまた話したいことが生まれて、疑問をぶつけたり考えたり、しんみりしたり笑い合ったり、そういうことができるメンバーだった。
いや〜〜〜もっと全員とお話ししたかった。
読書会終わりに、参加者の中で最年少のちりさんに話しかけて情報交換した。店主さんとちりさんとたわいもない(けど最高に楽しい)話をして、気になったエッセイを1冊購入して帰った。
歩いて10分の距離に車を停めていたんだが、帰り道は気持ちがホクホクして仕方がなかった。
自分が自分を取り戻す空間や、本当にいいと思う空間に集まる人ともっと触れ合いたいと思った。
そのためには、とにもかくにも健康だ。健康でなければお話にならない。
歳を重ねると、「心身の健康を維持する」ってすごいシビアな案件になる。必要な運用方法が人によって全然違うし、自分も年々変わっていくってのがまた悩ましい。
それでも行きたいと思った場所に身を置けるように、超絶めんどくさい健康維持をコツコツやろうと思った。
アパートに帰ってから眺める自分の本棚は、なんだか格別だった。いいな、読書会。唯一困ることといえば、今まで全く手を出していなかったジャンルの本を猛烈に読みたくなってしまうこと。もし自分の限度を超えた買い方をしそうになったら、先月の電気代とスーパーの野菜の値段を直視して自分を止めてやってほしい。