なぜ、もっとやせたいと思ってしまうんだろう

きょうは何を書こうか。
こんな風に書き始めにとりあえず文字を打ちこんでしまえば、そのあとに続く文章を書きやすくなると気づいた。今更ながら。もしかして、毎回同じあいさつ文を冒頭に書かれている方って、そういう理由からなのかもしれない。

きのうの強風が去ったので、マシンピラティスへ行ってきた。偉すぎる。今月は6回行った。筋肉量がいまひとつなので、そこを強化するためにも少しずつできることを。体重は減らさない。筋肉量の割合を増やす。

なぜ、マシンピラティスを始めたのか。

ソン・イェジンさんがマシンピラティスをしている映像をYoutubeで見たからだ。ソン・イェジンさんと言えば、Netflix「愛の不時着」のヒロイン役をされた方だ。韓流ドラマにハマることはないと子供の頃は思っていたのだが、コロナ禍にすっかりハマった。韓流ドラマにハマるお年頃があるような気さえする。1回見終わったあと、すぐさま2回目を見たくらいにハマった。
そして、しばらくして3回目も。

ソン・イェジンさんが素敵すぎたので、色々調べていたところ驚愕の事実が発覚。なんと、同い年ではないですか!!!「ええ~!!」お肌きれいすぎるでしょう。

手入れという手入れをしていない自分自身を恥じた。。。まぁ、ソン・イェジンさんと比べた所でどうしようもないことも分かっているのだけれど、比較せずにはいられなかったなぁ。影響を受けて、ドラマ内で使用されていたmanyoの美容液も買ったりもした。

とはいえ、どんなに努力しようが私は私で、ソン・イェジンさんになれる訳じゃないことは分かっている。あんなにすべすべのお肌になれる訳じゃないことも、あんな風に脚長くなったりすらっとしたりしないことも分かっている。

世の中には、やせ型の方もいれば、ぽっちゃり体型の方もいれば、ガッチリ体型の方もいるのだ。本人が健康で過ごせる体型でいれば、それでいいはず。なのに、わたしも含め比較から抜け出すことができない日本人のなんとも多いことか。

第二次世界大戦から二年経過した1947年の20歳女性の平均身長と体重は、都市部で151㎝、51kgで、BMIに換算すると22.6となります。対して、2017年の20歳女性の平均身長は155㎝、体重は50kgで、BMIに換算すると20.8です。
今の20歳女性の体型は、栄養失調が国として問題視されていた時期よりもやせているのです。
しかしここまでやせたにもかかわらず、日本の若い女性は、自分が太っていると感じることを止めることができません。

『ダイエット幻想』

なんでやせているのに、「もっとやせたい」と思ってしまうのだろう。そう、思わされているのでは? やせる必要のない人にやせろだなんて、栄養失調になるリスクが高くなるだけだよ。

美容体重
問題のある体重ではないけれど、モデルや女優であればこのくらいの体型ですよ、といったことを示すために使われていました。肥満が大問題となるアメリカのような国と違い、日本人女性の肥満率は決して高くありません。若い女性であればなおのことです。したがって「健康のためにやせましょう」という呼び声は、女性消費者を引き付ける言葉としてうまく働きません。だからこそ、「いまのままでも大丈夫だけど、もっと素敵になるための指標として、”美容体重”というものがありますよ」というメッセージが使われます。女性の購買意欲をかき立てる言葉として大変巧みというほかありません。

ダイエット幻想

ついつい比較してしまう癖に気がつく。そして、みんなで「もうこれ以上やせなくていいよ」って言いあえる社会になりますように。


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