第ニ章【幸せな小太り美人という生き方】
「幸せな小太り美人」とはどんな人たちなのか?
<前置き>
自分のことを少し太っていると認識している「ふつう体型の女性が多い」のですが、体組成を測定するとやせる必要がないケースがほとんどです。
※むしろ除脂肪量を増やす必要がある
必要のないダイエットを始めてこじらせてしまう前に「幸せな小太りのマインド」を手に入れることで本当にやってみたいことにたどり着くのではないでしょうか。
わたしたちは、年頃を過ぎれば他の誰にもなれないのだということを知ります。
美容院に行って「女優の〇〇さんみたいな髪型にしてください」といったところで、女優の〇〇さんみたいに似合う訳じゃなかったりする、という残酷な現実も知っています。
ですが、ふとしたきっかけで「もっとやせたい」と思って食事を抜いたり、極端に制限してしまうことがあるのかもしれません。
そして、ダイエット沼にハマり抜けられなくなってしまう。リバウンドを繰り返してしまう。
ダイエットし続けることが楽しくて、そこにいつづけたいのであれば良いと思うのですが、そうではないと思います。
幸せな小太り美人とは、自分の体型、骨格に100%満足はしていなくとも8割方OKならそれでよし、と自分を肯定してあげられる人たちのことです。
完璧じゃない自分をそのまま受け入れているので(そもそも完璧な人などいない)、他人に対しても「最近太った?」などというハラスメント的な話題を持ちかけることもありません。
彼女たちは、ダイエットすることに神経を遣いすぎる必要がないので、その分、自分の好きなことについて考えたり、人生を楽しむために時間を使うことができます。
今の自分にOKを出さないと、
いつまでたっても苦しいままです。
まずは、いまいる場所からほんの少し心が軽くなるようなことを想像することから始めてみましょう。