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痛みについて不思議に思ったこと

職業柄痛みや不調で悩んでいる方とお会いすることが多くあります。

では痛みとはなんだろう?
なぜ痛みで悩む方とそうではない人がいるのだろう?
そんなことをずっと疑問に感じています

多くの方は年齢のせい、関節の変形や構造的に問題があるからと言います。
たしかに痛くて、レントゲンやMRIなどで検査をすると構造的な問題が見つかり、病名がつきます。

変形性膝関節症、椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症 etc…

本当に痛みの原因は構造的な問題だけなのでしょうか?
私は以前整形外科クリニックで勤務していたのですが、そこでリハビリテーションを行っていた患者さんで疑問に感じたことがあります。

画像をみると、変形はそこまで強くない(多少の変性・変形はあります)
のに痛みが強く、日常生活に支障がでている方と、
変形が強くこれは痛そうだなと思っても、強い痛みではない方がいらっしゃいました。

じゃあ、構造的な問題と痛みとは関連があるのだろうか?

もちろん100%関連がないとは言えませんが、
構造的な問題=痛み とは言えないのではないか。

ある研究では腰の痛みを感じていない方を集めて調査をしたら、
76%の方に椎間板ヘルニアが見つかったり、
肩にまったく痛みがない方でも50代の4人に1人、65歳以上の約半数の方は、肩の腱板に断裂があるというデータもあるそうです。
*こちらのデータは加茂淳医師の著書
「その腰・肩・ひざの痛み治療はまちがっている!」から引用しています。

このようなデータからも一概に痛みの原因は構造的な問題だ!
とは言えなそうですね

では痛みの原因はなんだろう?

次回はそんな痛みの原因についてお伝えしようと思います

キーワードは「急性痛と慢性痛」「筋痛症」「痛みのメカニズム」

こんな内容でしばらく痛みについて深掘りしていきたいと思います!

お読みいただきありがとうございます
またお会いしましょう




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