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不眠とYouTuberに寄り添う。

12月21日

4時38分


今日は眠れなかった。

私の入眠は、ほぼ「気絶系入眠」で、意識が薄れるくらい眠くならないと、寝れないことの方が多い。

一般的な入眠はわからないが、私は幼いころから気絶系入眠だったので、この歳になって寝方が分からなくなっている。

寝る直前まで頭が連想ゲーム状態で、一番恐れているのが、死にたい気持ちを誘発する過去の自分を思い出すことだ。

それが怖くて、tiktokのような視覚的精神安定剤に頼ってしまう。


なのでそういう時は今日のように起きてしまう。

人間、二日も寝られなければ勝手に気絶系入眠できるのだ。

私は今何もしていないからこういうことができるが、社会生活をしながらの不眠は相当辛いだろう。

そういう方はどうしているんだろう。


このブログを書きながら、バックでは恋人と別れたYouTuberの動画を流している。

そのまたバックには、さっき周波数を変えてみたラジオ局からofficial髭男dismが流れている。


このYouTuberを、私なりに心配している。

彼女も心が弱いタイプだと見受けられ、精神科に通っていることもInstagramでは公表しているようだ。

そんな元々精神的に不安定な彼女のチャンネルに、以前彼女が投稿していた美容系の動画より、プライベートを切り売りするような動画が増えてきている。

私は彼女のことを、「炎上しない系YouTuber」だと思っている。そこが不安要素だ。

責任感の強い彼女だからこそ、誰しもが人生で大きな過ちを犯すように、取り返しのつかないような炎上をしてしまった場合、芯が固いからこそ、柔軟性がなく折れてしまうような気がしている。

プライベートな投稿は、視聴者の勝手な理想像を壊しやすい。

昔から好きなYouTuberも、「好感度を下げたい」という発言をしていた。

YouTuberになるということは、一から自分をプロデュースするということでもある。

その人が存在するだけで動画が面白くないと、YouTubeという職業を長くは続けていけないだろう。

ただ大人数でわいわいしているのが面白い、やっていることが派手で面白い、その人自身ではなく、その人の周りの殻が評価されているYouTuberは代替が効くように思える。


炎上しているYouTuberも、寝れない自分も、丸ごと愛されることが必要なのだ。

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