私を愛してください。やたら臭いおならをする私であっても。現代詩。
空からは雪が舞う
私の心は中を舞う
何故か
涙が流れたなら
それは
本当に意味のあること。
32歳が
転職したいと言った
35歳が
やめとけといった
なんとなく
頬を叩きながら
転職今すぐしろと
なんとなく
言いたかった
私のほうが
年上です
私のほうが
人生酸いも甘いも噛み分け
そんな
年になりました
だから
あなたの
頬を叩きながら
転職せいと
いいたかった
それは
わがままですか
なにかを
正しさと定義をつけて
なにかを
間違いと定義をつける
それが
たぶん
まともな人が生きる
生き方だと
わかっているのに。
なぜか
わからないふりを
する。
なぜか
ほんとうに
わからないときがある。
それは
せかいに
わたしが
あわないのか。
それは
わたしが
せかいに
あわないのか。
まあ
だれも
わたしに
教えてくれないでしょうね。
だから
わたしは
だれにも
わからないように
やたら
臭いおならを
自分勝手にして
だれにも
わたしは
謝らない。
それが
わたしの
生きる糧になる。
そんな
わたしを
愛してほしいと
思う時がある
それでも
なんとなく
遠くを見る
なんとなく
感じるわたし
まあね。
愛されたいよ。
まあね。
愛されたいよ。
わたしという
俗物をなんとなく
愛してほしいよ。
わがままであったとしても