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突然「ベンチャー転職する人」中高年が知らぬ変化

大企業からベンチャーへ転職する動きがじわじわ活発化しています。在京キー局の人気アナウンサーがベンチャー企業に転職したケースが記憶にある人も多いかもしれませんが、それ以外の業種でもよく聞かれるようになってきました。いったい何が起きているのでしょうか。1990年代から日本の転職市場に関わってきた筆者が見た「変化」について考察した記事を東洋経済オンラインにアップしました。

1990年代当時、筆者は転職支援の仕事をしていましたが、その当時、ベンチャーが彼らの第一希望であったのではなく、大企業に就職できないので選ぶという「消極的な選択」でした。悩ましかったのは、当時は転職が今ほど活発でなかったことです。ベンチャーに入社したあとに選択ミスであったと自覚したとしても、大企業への転職は難しく、選択肢は別のベンチャー企業しかない、というケースも多々ありました。

当時、日本の大企業はベンチャー企業から人材を採用することなんて考えていない時代でした。それだけ、大企業ネームバリューが強く、採用で相手にしていない状況だったと言えます。そのため、ベンチャー企業内での転職に特化した転職エージェントが登場するなど、転職市場における大企業とベンチャーの間には、高い壁のようなものが存在していたように思います。

ところが、2020年以降、状況は変わりつつあります。大企業からベンチャー企業への転職が大幅に増えたのです。

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