プロテインとりすぎかも?って心配することはないですよ
トレーニングやダンスに夢中になってる女性のそばにプロテインのボトル。そんな光景は最近はふつうに目にします。でもネットなんかでは悪いウワサもいろいろとでてるみたいですよ。太る説、腎臓や神増に悪い説、腸内環境に悪影響を与えるというのもありましたね。ウチの奥さんも「プロテイン腎臓によくないんだって、やめたほうがいいよ」って友だちにいわれたそうです。気になりますよね。本当はどうなんでしょう。
という流れで奥さんとボク、プロテインのことを話し合ってみました。
プロテインはタンパク質のことだから
奥さん:プロテインのこと特別な薬みたいに思ってる人もいるみたいだけど。ほんとは違うよね。
ボク:プロテインは英語でタンパク質のことですね。食べ物にも含まれてるけど、一般的には牛乳や大豆から作られたパウダー状のものをイメージしておけばいいのかな。
奥さん:人工的なものじゃなくて自然由来ね。おかしな薬とかではない。
ボク:全然違います。脂質やカロリーは抑えたいけど、タンパク質はしっかり補給したい。そんな人が効率よくタンパク質を取るための栄養補助食品的な位置づけです。
奥さん:ふつうの食事でタンパク質を多めに取ろうと思うとカロリーはどうしても多くなりがちだよね。っていうかタンパク質って1日どれくらい必要なの?
ボク:はい、そこも調べておきました。厚生労働省ができればこれくらいは摂ったほうがいいですよ。といっているのは男性で60g、女性で50gです。
奥さん:男女の差は体重的な違いかな。
ボク:ですね。筋トレしてる人ならもうちょっと多めがいいかな。アスリートの場合で体重1kgあたり2gっていわれてます。
奥さん:私たち換算だと体重の✕1.5とか1.8とか?
ボク:だいたいそんなところかと。でも補助食品としてのプロテインは体重1kg✕1gで十分だと思います。
気になるプロテインはキケン説
奥さん:プロテインが実はキケンという話けっこうみんな気にしてるみたい。筋トレ中心の生活で日常的にプロテインを飲んでた女性が突然死したって話もあったよね。その他にも太るとか内臓に負担が〜とかみるとどうしても気になる。
ボク:急死って以前テレビで放送してたオーストラリア女性のことかな。原因がプロテインや鶏むね肉中心の食生活って話でしたよね。
奥さん:それなんだけど、タンパク質はカラダに必要な栄養素なのにどうしてそうなった?
体質によってプロテインをあまりたくさん摂ってはいけない人もいます
ボク:あの女性がプロテインを摂っていたことは間違いないんだけど、本当の原因は彼女自身の持病にあったんです。タンパク質は、分解・吸収されときに有毒なアンモニアを発生させるんだけどふつうは肝臓で解毒されて体外に排出されるのね。
奥さん:彼女はそれができなかったとか。
ボク:おっしゃるとおり。彼女は先天的に尿素サイクル異常症って難病の人で、このアンモニアをうまく無毒化できなかったんです。
奥さん:無毒化できないとどうなるの?
ボク:カラダがだるくなったり、呼吸が多くなる、吐き気、意識障害、痙攣などいろんな症状が出てきて最悪の場合は死んじゃうことだってあります。
奥さん:つまりそれは特殊なケースってこと?食べ物によってアレルギー症状を発症する人がいるみたいに。
ボク:そう彼女の場合を例にとって、だからプロテインはキケンということはいえないと思います。
奥さん:じゃあ心配することはないと。
ボク:ともいい切れません。人にもよるし、なにより異常に大量に摂取したり、短時間で一気にというのもやっぱり問題があります。
奥さん:話が長くなりそう、これは明日に続くという流れ?
ボク:そうさせてください。今日はいろいろあってホントのハナシ疲れてます。