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DIE WITH ZEROを読んで『お金の価値は歳とともに低下する』
今までお金を使うことに抵抗感がありました。
お金がへるとなんだか不安で。
しかし、年をとれば経験から楽しみを引きだす能力は低下します。
ということは、経験と交換するお金がもたらしてくれる価値も年々下がります!
物価とか関係なしに。
ならば今幸せなことに、ちゅうちょなくお金を使おう。
72歳母の場合
定年後の再雇用までしっかり働いた母は、持ち家にすみ、年金ももらい、ある程度お金もたまっています。
老後をさぞかし好き勝手過ごすものだと思っていました。
しかし「おいしいものも少しでいいし、行きたい場所もない。」
「もうお金をつかいたいと思える場所がない。」としっそな生活を続けています。
たしかに、食も細くなったし、旅行にいっても帰った翌日はぐったり疲れている。
それよりは日々の生活の中で、孫や子どものために何かをしているときの方が嬉しそう。
小中学生○○ちゃんの場合
あなたも子どものときの1000円と、今もらう1000円とではワクワク感が10倍くらい違うのではないでしょうか。
小学生のとき、
好きだったマンガの発行をまつワクワク感も、
好きだった歌手のライブにかける思いも、
いつまででもあきなかった友人とのおしゃべりも、
今えられる100倍くらいの価値あったのではないでしょうか。
学生のときにみんなで計画した旅行には、そのときにしか味わえない価値がありました。
今どんなにお金を積んでもあの時と同じ価値は得られません。
DIE WITH ZERO
DIE WITH ZEROには
誰もが必ず歳をとる、歳をとるとお金の価値はさがるから、喜びを先送りにするな。
思い出づくりこそが最重要である。
といった内容が書かれていました。
あなたも私も、その子どもたちも100年後には地球にいないんですよね。
それをどこか考えないように。
今までがずっと続いてきたから、これからもずっと続くものだと思ってきました。
だからお金をためる根拠のない安心感をえらんできた。
というより、お金を使うことをしっかり考えてこなかったと思うんです。
でも、必ずいつか100%おとろえ死ぬんです。
もし老後に本やドラマをみても、自分の生きた体験がなれば想像すらできません。
思い出はのちの人生を豊かにします。
将来への不安があるならお金をためるよりも、お金と交換した経験をためたい。
お金は楽しむための道具。
ためる安心感よりも、使うワクワクをもっと経験して死にたい。
DIE WITH ZEROはそう思える本でした。