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しゅん
2016年1月23日 01:36
働きに出る朝を見送ろうとしていつまでも見送れないひかり 幼いひかりのために覚えたばかりの呪文を心で唱える でたらめな言葉が街中で輝く朝
2016年1月23日 01:34
樹齢が重ねられていく木立の年輪に外の世界の秘密を告げようとしてるまだここにあるひかり いつの日か共に燃え尽きるのだと生まれたばかりの木立の芽に近寄るひかり 泣きながら開く コブシの花 #詩 #現代詩
2016年1月3日 02:18
銀色になる前の星風の音が聞こえる病室のベッドの上からは見える星みんなが眠った時の瞬きが起こした風が聞こえる倒れてしまった草の先が地面に触れすぎて枯れている
2016年1月3日 02:13
詩を書こうとしてそのまま眠っていた事がある起きた時いつの間にか指からペンが離れていた夢の中に持ち込めないペンそこは何も書けない場所深く沈んだ記憶とまだ記憶になる途中の記憶が入り混じる場所 吸い込まれるように落ちていった浅い夢に 小さなスコップの様な心を持っていった