NASAの新型X線望遠鏡:ブラックホールと銀河を照らす最新技術の挑戦
宇宙を観測する天文学は、長年「光」を頼りにしてきました。
20世紀後半になってそれに「電波」を使った方式が性能を発揮し、21世紀にはその他の手段も組み合わせた「マルチメッセンジャー天文学」がホットになっています。過去記事を載せておきます。
なかでもか20世紀から既に実績を出しはじめていたのが「X線」の領域です。下記の図でわかるように、高エネルギー領域です。
X線天文学の有名な事例として、史上初めて観測されたブラックホールがあげられます。1964年に発見された「はくちょう座