ジャッキーイズムが楽しめるシリーズ最新作『エクスペンダブルズ:ニューブラッド』
はい、どーも、りゅうパパです。
このブログは、子供が寝静まったあとにパパが本音を話すブログとなっております。
公開初日に観てまいりました。
映画『エクスペンダブルズ:ニューブラッド』を。
毎度のことながら、映画の詳細説明は省きます。詳しくは、以下の公式HPをご覧ください。
シリーズを重ねこぢんまりとしちゃった?
エクスペンダブルズと言えば、シルベスター・スタローンを中心としたアクション映画界のレジェンドたちが集結する人気シリーズです。
…が、今作は既にシリーズ4作目。過去作には、シュワちゃん、ジェット・リー、メル・ギブソン、ブルース・ウィリス、チャック・ノリス、ジャン=クロード・ヴァン・ダム、アントニオ・バンデラスなどなど、僕ら80年代ボーイズには超豪華なキャスティングでしたが、今作の目玉スターは、トニー・ジャー、イコ・ウワイスでしょうか。
申し訳ないけど、正直、今回はこぢんまりとしてしまった印象はあります。
よい意味の大盛り定食的なB級グルメ感
この年始、Amazonプライムにて12月から配信が開始された『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト(2023年)』を観ましたが、あちらは、アクアマン、ワンダーウーマン、キャプテン・マーベル、ブラックアダム、ピースメイカーなどなど(ヴィン・ディーゼルはグルートの声優をしているし)、DCとマーベルの主役ヒーローたちが入り乱れ、現役バリバリの超スターが集結しております。
それに比べ、こちらは、スタローン、ドルフ・ラングレン、ジェイソン・ステイサム、トニー・ジャー、イコ・ウワイスと、いい意味で、定食屋の大盛り定食のような、B級グルメ感と言いますか、定期的に食べたくなるようなメンバーなんです。
トニー・ジャー大好き!
ただ、フォローさせてもらうと、トニー・ジャーは大好きです。2003年(もう20年前か…)にタイ映画『マッハ!!!!!!!!』を観た時の衝撃は、子供の頃にはじめて『プロジェクトA(1984年)』の時計台ダイブを観た時と同等の衝撃と言っても過言ではないです。
その後、タイ映画を追いかけていた時期もありました。タイ映画で言うと、今作にちょこっと出てくるダン・チューポンの『七人のマッハ!!!!!!!(2004年)』『ロケットマン(2006年)』も今はなき銀座シネパトスで観た記憶があります。(ちなみに、チューポンは、ジャーのスタントダブルもしていたらしいです。)
同じく、イコ・ウワイスも有楽町のヨドバシの上にある映画館(ヒューマントラストシネマ有楽町)で『レイド(2011年)』を観たぐらいです。ただ、『レイド』はアクションがリアルで痛々しく、ジャッキー派の自分にはちょっとハード過ぎる印象はありますが。
てなわけで、今作にトニー・ジャーとイコ・ウワイスが参戦してくれたのは、名優アンディ・ガルシアの参戦なんかより、非常に嬉しいことであります。
ジャッキーイズムの後継者たち
また、そんなトニー・ジャーとイコ・ウワイスの参戦もあり、今作の肉弾戦アクションは素晴らしい出来です。
と言うのも、今作のアクション監督は、ジャッキー・チェンのアクションチーム(成家班)の元メンバーだったアラン・ンが担当しており、ジェイソン・ステイサムvsイコ・ウワイス、船上のトニー・ジャーの立ち回りもホント素晴らしいです。
香港スピン的な動きも出てきますし、最近は一線を退きつつあるジャッキーですが、そのジャッキーイズムは、今、ハリウッドアクションのトレンドになっているとも言えるでしょう。
最近で言うと、『シャン・チー/テン・リングスの伝説(2021年)』のブレッド・アラン、『聖闘士星矢(2023年)』のアンディ・チャンなんかも、元成家班出身です。
そんなことを思うと、『ポリス・ストーリー/香港国際警察(1985年)』などで、ハリウッド成功前からジャッキーに注目していたスタローンの映画に、ジャッキーの血が流れているなんて、非常に感慨深いです。
ちなみに話は逸れますが、スタローンの『ロッキー4/炎の友情』は敵がソ連のサイボーグ的ボクサーで、強さの数値化があり、終盤にドラゴがセコンドに反抗するなど、キン肉マンの9巻(第2回超人オリンピックのキン肉マンvsウォーズマン)に酷似しており、スタローンは、80年代のアジアのエンタメを研究していた説もあります。
まとめ
まとめますと…この映画は、大好きなトニー・ジャーとイコ・ウワイスが参戦し、よい意味で大盛り定食的なB級グルメのようアクションスターが集結しており、ジャッキーイズムなアクションも楽しめる映画です。
あ、そうだ。上映時間も約1時間40分ほどで、2時間以内に収まっており、お気軽に楽しめるポップコーンムービーとなっております。
オススメはしませんが、僕は好きな映画です。
では、また