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ついてないと思った時のメンタルコントロールのための本

当たり前の話ですが、麻雀やポーカーは確率のゲームであり、期待値的に正しいプレーをしても以下のような場面に遭遇することになります。

  • 何度も負け続ける

  • 致命的な場面で運の悪いほうを引いて負ける(ことが繰り返し起こる)

このような場面に遭遇すると、負の感情が蓄積されプレイにまで影響を及ぼす可能性があります。ポーカーではこれをティルトと呼びますが、麻雀やその他のゲーム・スポーツでもこのような状態は起こりえます。

ティルトと言うと単に怒ってがむしゃらにベット・レイズを繰り返すようなヤケになるパターンが有名ですが、それだけでなく攻めるべきか守るべきかを判断する際に、通常より守りに傾倒してしまうような状態もティルトの一種です。むしろこのような守りに傾倒するティルトのほうが見えづらく長引く傾向にあると私は感じます。

このような状態をなるべく避けるためにどのようにすればいいかと言う話ですが、いきなり結論を言うと「ザ メンタルゲーム」という本を読むことを強くおすすめします。

ザ メンタル ゲーム ──ポーカーで必要なアクション、思考、感情を認識するためのスキル

この本はゲームにおいてティルトに陥りそうになるような結果になったときに、ティルトに陥らないための実践的な解決方法を記載している本だと考えています。

本の中の「本書の利用方法」にも記載されていますが、まずは好きなところから読んでいき、全体を読み終えたあたりから自分にあったものを実践的に取り入れていくとメンタルの改善につながると思います。

私の場合は、「不正義ティルト」の章や「負けず嫌いティルト」の章によく当てはまるものがあり、ハッとさせられることが多かったです。例えば下記の文章は色々と考えさせられました。(麻雀が好きな方は「ポーカー」の部分を麻雀に読み替えてみてください)

(Jared Tendler and Barry Carter, 2011 松山 宗彦訳, 2017 p.154)

気になった方は是非本を購入してみてください。


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