最近の記事

HUプリフロップ覚書

久々にトーナメントのHUをやったら何もかも忘れていたのでHUプリフロップのレンジ表を記載 BTN Open BTNはブラインド2倍になって、ただブラインド置いている位の気持ちでレイズ。降りていいのは72,62,42,32oくらい。 10BB未満は単にプッシュに変えるだけでよい。 BTN vs 3bet 問題は3Betをうけたとき、4betのレンジはまあいいとして、コールのレンジが・・・。MDF的に広くする必要があるのはわかるがQ4oとか苦しそう。 オフスート:Ax,

    • トーナメントBTN vs BB(100BB) ツートーン 簡易アクション表

      前回のレンジ表は結構複雑だったので、レンジで33%うっていいか否かでレンジ表を再度作成してみました。(Snowie君が65%以上のハンドでうっていいよーと言っているものを緑にしています) 今後の予定 上記表のモノトーン版の作成 UTG+1 vs BB, UTG+1 vs BTN, SB vs BB, SB(BTN) vs BBの調査 チェックレイズ20%以上のボードの調査

      • 初心者向けフロップ以降の簡易アクション表

        題記、記載してみました。色々課題もありますが、まずはフロップ以降のアクション方針がわからない人の取っ掛かりになればと思います。 まず「ハンドの強さ」と「自分の前のラウンドの最後のアクション」を確認 フロップ/ターン/リバーが始まったら、アクションの前に以下2つを確認 自分のハンドがどのような強さのハンドになっているか(後述の表) 自分の前のラウンドの最後のアクションが「チェック/コール」「ベット/レイズ」のどちらだったか フロップの基本アクション表 フロップは以下

        • トーナメント用BBディフェンスレンジ参考資料

          トーナメントのBBのディフェンスレンジわからん、という話があったので簡単に参考資料を用意しました。snowie君は人間がエクイティを実現するのが難しいようなガバガバレンジを提案してくることがあるので、少しオープンの額を大きくして、調整しています。 9人テーブルのUTG+1 3bbオープン anti有りのディフェンス (大体どこのオープンからでも使っていいレンジ) 9人テーブルのHJ 3bbオープン anti有りのディフェンス (ミドルポジションあたりから来たときのディフェ

        HUプリフロップ覚書

        • トーナメントBTN vs BB(100BB) ツートーン 簡易アクション表

        • 初心者向けフロップ以降の簡易アクション表

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          ポーカーのソフトプレーについて

          上記記事で以下のように記載しておりましたが、早速国内の海外渡航補助額の大きい大会でソフトプレーの疑いが強い行為が発生したようです。 そもそもソフトプレーとはなにかということですが、端的にいえば他のプレーヤーと談合し、そのプレーヤー同士では「相手が誰であれ、自分が最大限のチップを獲得するためにベストを尽く」という原則に反したプレーをし合うことです。 いちばん簡単な例をあげると、A,B,Cというプレーヤーがトーナメントで残っていたとして、BとC同士は、相手を飛ばさないように、

          ポーカーのソフトプレーについて

          トップペアでフロップチェックレイズにコールしたあとにAやKのオーバーカードが出たとき

          以下のようなプレイラインについて質問を受けましたので、snowieの回答を追加した上で私の考えについて記載しておきます CO(Hero):JdTc Bet 2.5BBBB:XX Call[Flop]Jc 5h 2dBB:xCO:Bet 30%BB:Raise x3CO:c[Turn]KcBB:Bet 50%CO:c[River]KdBB:xCO:x 上記オープンしてBBがコール。 J hitでCBしたところレイズが返ってきました。ここはコールでいいとは思います。そもそも

          トップペアでフロップチェックレイズにコールしたあとにAやKのオーバーカードが出たとき

          ポーカーのイカサマ(cheating)について

          始めに最近以下の記事でカードゲームに関するイカサマが話題になりました。 言い方は失礼かもしれませんが、どんな場所の勝負であれ、イカサマを行うプレーヤーというのはいるんだなということを再認識すると共に、ポーカーにおいてもこのようなイカサマに対する自己防衛力を高めることは大事だなと考え、この記事を記載しました。 ポーカーといえば海外のカジノでは当然お金が賭けられているゲームですのでイカサマが行われる可能性は存分にあるわけですが、純粋な賭け事ではない国内のアミューズメントカジノ

          ポーカーのイカサマ(cheating)について

          サイゼリアメニューで炎上する哲学者からみる「人文学に求められているもの」

          この投稿が少し前に炎上した際に、技術者の立場からみて思うところがあったため、考えをまとめるためにnoteを記載している。 まず、この発言は哲学者としての発言だと想定する。そのため哲学的な観点から発言を評価すべきだと考える。また、現代社会に関する疑問を呈していることから、人文学のカテゴリーに属す発言だろうと推測した。 人文学的発言を評価するには、人文学とはなにかについて考える必要がある。だが技術者からみて人文学とはなにかということが分かりづらい。そのため、私なりに人文学とい

          サイゼリアメニューで炎上する哲学者からみる「人文学に求められているもの」

          ついてないと思った時のメンタルコントロールのための本

          当たり前の話ですが、麻雀やポーカーは確率のゲームであり、期待値的に正しいプレーをしても以下のような場面に遭遇することになります。 何度も負け続ける 致命的な場面で運の悪いほうを引いて負ける(ことが繰り返し起こる) このような場面に遭遇すると、負の感情が蓄積されプレイにまで影響を及ぼす可能性があります。ポーカーではこれをティルトと呼びますが、麻雀やその他のゲーム・スポーツでもこのような状態は起こりえます。 ティルトと言うと単に怒ってがむしゃらにベット・レイズを繰り返すよ

          ついてないと思った時のメンタルコントロールのための本

          ペアハンドについて3betに対してどうコールとレイズのバランスをとるか

          btnからQQをオープンしたときに、sbからの3betに対して必ずレイズするか、コールとレイズでバランスを取るかについて少し話があったのでこの記事を書きました。 あくまでsnowieの結果を表示したものです。(エクスプロイトの観点からアクションを変えることは多々あると思います。) まず上記の環境について100bb持ちアンティなし、オープン3bbに対してsbから4.5倍のレイズが入ったときを考えると こんな感じでJJ+はレイズのみとなっていました。 これがCOだと 今度は

          ペアハンドについて3betに対してどうコールとレイズのバランスをとるか

          麻雀、30符と40符があればだいたい違和感なくできる説

          普段はテキサスホールデムの話ばかり書いてますが、最近「麻雀の符計算めんどくさいよね」話がまた出てきたので、前々から考えていた一案をメモしておこうと思い、書きました。 今のルールだと となっているものが これくらいならみんな覚えやすくて、かつ今点数計算覚えている人にもあんまり違和感なくできるのではないかと思いました。そこで基本は30符の上がりとし、40符になる条件を以下の通り設定するのがいいかなと考えました。 (1)門前でロン (但し平和、七対子を除く) (2)平和ツモ

          麻雀、30符と40符があればだいたい違和感なくできる説

          joptの反省と今後の目標

          まずはじめに皆様のおかげでサイドイベント(ppc)で入賞することができました。ありがとうございます。 つくぽかopenから比較的長い間ポーカーを嗜んできましたが、サイドイベントとはいえ700+参加のday2イベントで入賞できたことは今までなかったので素直に嬉しいです。今後も精進していきたいと考えています。 さてjoptの反省なのですが、まずメインは先日記載したkill philの戦略に従いプレーしました。結果、見事に撃沈。その後のteam戦、ターボもあまり振るわない感じで

          joptの反省と今後の目標

          Kill Philの翻訳本の読み直し

          Kill Phil(邦題:アグレッシブポーカー - 強敵を倒せ)という本が日本語訳で発売されたのは2017年ですが、英語の本が発売されたのは2009年とのことです。いわば完全に古い戦略本なわけなのですが、今見てみると面白いところが結構あります。 相手が自分よりポーカースキルが勝ると判断した場合の対策は、ロングボールだとよく言われます。それはフロップ以降の決断をできる限り少なくすることで、そこで発生するスキルエッジを消すことができるためです。(ただし追求可能な最大EVは減少し

          Kill Philの翻訳本の読み直し

          レイズをするときに、SPRを認識しないミスをしやすいという反省話

          ここでsnowieは0.5ポット(相手の三倍)のレイズを推奨しているが、レイズをしたときに直面するSPRについて考えてみる まずレイズをするためには27をコールするのだから、その時点でポットは 54+27x2=108 となる。 この27を払ったときに自分のスタックはいくらになるかというと 174.5-27=147.5 となる。 つまり、このレイズで自分がやっていることは(27にコールをした上で) 108のポットに対して147.5のスタックから54のベットをし

          レイズをするときに、SPRを認識しないミスをしやすいという反省話

          snowieと実戦が大きく乖離するパターン

          下記のような状況でプレーヤー2がコールするハンドレンジについて考えます。 私だったらTT-55 AJ-ATs KQs AQoなどをコールに回してしまいそうです。しかし、人によってはAT-A2s 全てのペア スーコネなどを含むこともあるのではないでしょうか。スノーウィーさんの回答はこちら。 コールレンジはQQ-TTでとても狭いです。(ハンドが透けてしまいそう) 下のスーコネはレイズレンジとして残っています。 コールレンジが狭い理由はやはりスクイーズでしょうか。他人からスク

          snowieと実戦が大きく乖離するパターン

          プリフロップのコミットについて

          プリフロップのコミットとはなにかについて、大雑把に下記に記載します。正確なものではないです。 (1) プリフロップにおいて、相手が自分が既にかけている額の3倍未満のオールインをしてきたときには、ほぼすべてのハンドをコールしないと損をします (2) プリフロップにおいて、相手が自分が既にかけている額の3倍未満のオールインをしたときに、それにコールできないハンドでレイズ/コールすることは基本的に損になります (注意) 両方とも、オールインの後に他のプレーヤーがそれ以上の額を賭

          プリフロップのコミットについて