父と息子と私の話…その2
考えてみたら、私は元から
父のあり方があまり好きではなかった。
父は短気だし、人に対して高圧的に接したり
大袈裟に話をしたり、自分を大きく見せようとするところがある。
歳をとってからは、その傾向がさらに顕著で。
透析で塩分の制限があるが、一切自助努力しないで
(むしろダメなものばかり食べて)
定期的に具合が悪くなり倒れ入院となる(今年だけで3回)
リハビリ療法士さんは、
生活に不便がないように歩行訓練とかのリハビリを
考えてくれているのに、横になったままマッサージだけ要求し
それ以外は一切やらない
訪問看護師さんは、
薬の調整に来てくれているのに、お風呂に入れてもらうことを
要求する。さらに、自分でも手が届くところまで、洗ってもらう
ことも平然と要求する
病院の看護師さんやタクシーの運転手さんを見下し、
気に入らないことがあると怒鳴ったり、高圧的に接する
などなどなど、、、
人としてどうなの?ということばかりで
恥ずかしいかぎりだ。
その結果、周囲の人々は、色々困って
私のところに連絡してくるのだ。
そして、年末に起こった息子の事件。
実は、息子は私が、年がら年中、父の入院騒ぎや
起こす問題に対処して疲弊しているのを心配して、
年末は、役割を変わってくれていたのだ
息子には、
父との問題に巻き込んで申し訳ない気持ちでいっぱいだ
でも、息子は、今回のことで、こう結論を出した。
「愛を持って、ほっておけばいい」
世の中お金、お金でなんでも解決するというのなら、
自分で色々考えて、仕方なく少しは自分でも動いて、
ときに困っても、その選択をしたのは本人。
私がうるさくいっても、
自分で変えようとしない限り何も変わらない
だから、父のためにも
愛を持ってほっておく
いやぁ、深い。
息子は、私の100倍、徳が高いと思っている
彼は昔、仙人とかじゃなかったのか?笑
(息子の話は、またこれ色々あるが、また別の機会に。)
なので、仙人の言葉を受け、これからの父との関係は、
父のためにも、あまり過保護にせず、
自助努力せざるを得ない環境をつくっていこう。
そっと見守りながら。
そしたら、私の、嫌なのに色々やらなきゃいけないという
ストレスも少なくなるしねー(一挙両得だ☆)