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コイケ
2020年8月19日 18:12
都会から離れた山奥の小さな村に、ちょっと変わった木が一本生えていた。村の中心に生えたその木には様々な果物がなっていた。りんご、かき、みかんなど季節に関係なく、一年を通して色鮮やかに実を枝につけ、そこに立っていた。 村の人々は基本的に畑での農業を生業としていたが、台風などの自然災害によって不作の年には、その木から果物をとって生活をしていた。しかし果物はいくらとっても減ることはなく、むしろ年々