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行く日にやってくる

知悉から雅楽が湧き上がるように行く日にやってくる定休日

福田六個「icanseethe」つくば集第四号

 最近の日記を書くならこの歌を3回引いて終わりだ。下の句にとても(ええとても)共感できる歌で、その説得力と全体の韻律で意味不明な上の句を読ませる歌になっている。
 二句目と三句目のあたまが「が」で踏めるのが面白い、と思い始めるくらいには何度も、僕の行く日にやってくる定休日。念を入れてグーグルで事前に定休日を調べても、現実は残酷にもそれを上回ってくる。いやでも湧き上がってくるというものだ。


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