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vol.24 コンポストチャレンジ再び①

上の記事で、みみずを買っては来たけれど、結局どこにいるか分からなくなってしまい失敗に終わってしまったコンポストチャレンジ。

今は畑に穴を掘って生ゴミを投入しているんですが
毎日いくのは面倒臭い。
でも、これからは暑くなるので毎日の生ゴミ処理が必要ということで
もう一度チャレンジしてみることに!

今回は、ダンボールコンポストを作ります。

用意するもの

①ピートモス

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②もみ殻くん灰
③ダンボール
④新聞紙
⑤ダンボールの下に置くもの

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①②は、畑の土とか使わなくなった鉢植えの中の土などでも可能ですが、慣れないうちは水捌けを考えて、ピートモスなど使用しても良いと思います。

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⑤はダンボールを直置きだと雨の日などダンボールが濡れてしまったり
風通しが悪くなるので、通気性をよくするために必要。
ころの庭では、種まきトレーを逆さにして代用。

コンポストの作り方

置く場所:風通しがよく雨に濡れない場所。日当たりの良い場所。

①ダンボールを組み立てる

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②底に新聞紙2日分を敷く

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③通気性をよくするために、ダンボールを乗せる台をおく

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④ダンボールでふたを作る
 Tシャツなど通気性のよいものでも可

私は、半分をダンボールで作り半分は古いタオルで被せました。

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④は虫の進入を防ぐために行います。
また、完全に密封してしまうと水分が蒸発せず箱の中に溜まってしまい腐敗の原因になるので通気性の良いものを選びましょう。

毎日の流れ

①生ゴミは、細かく刻んだ方が分解が早く進みます。
②生ゴミと同量の土を入れ2つを混ぜ合わせます。
③硬さは、泥団子が作れるくらいの適度な湿り気のある状態

乾燥しすぎる、、、発酵が進みません
水分が多すぎる、、腐敗し、虫や匂いの原因に

④水分が足りない時は水を混ぜましょう
⑤混ぜ合わせたら、生ゴミが見えないくらいに土を上から被せます。
⑥酸素を入れるため毎日かき混ぜましょう。
⑦次からは生ゴミを入れ、元々入っている土とかきまぜ、土を足す。 これを繰り返します。
⑧土がいっぱいになったら、土の穴をほり生ゴミを入れて土を戻す。 これを繰り返します。

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発酵するには、温度が大切になってきます。
温度が上がらない、生ゴミが分解される気配がないなど感じたら、料理で使った廃油を足すと温度が上がり分解が進むそうです。
廃油だけでなく、米の研ぎ汁や米糠なども、水分量を調節しながら入れると良いですね。

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⑦生ゴミ投入から2ヶ月〜3ヶ月経つと、分解をしなくなるので
1ヶ月ほど熟成期間に入ります。
⑧次からの生ゴミ投入は新しいダンボールコンポストで行います。
⑨熟成が終わった、乾燥した堆肥は、土と同量に混ぜ合わせ鉢植えの土として使ったり畑にすき込んだり、上から撒いたりして追肥として利用します。
⑩3箱目が埋まったころには、1箱目は熟成が終わっているので土と混ぜて利用し、空になったダンボールにまた繰り返して使っていくと3箱以上箱が増えることがありません。

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肉、魚などの生ゴミはオススメしません。

かかった金額

私の目標「お金を払わなくても持続的に用意できるもので行う」には反するのですが、ピートモスだけ50ℓ 1000円で購入しました。

あとは家にあるもので。

プラ鉢を使ってコンポスト

家の中に入れるのは、もし何かのミスで虫が発生してしまうことを考えると怖いですよね。でも

😭屋根のある場所がない。
😭ダンボール3つ置くスペースがない。

って方は、プラ鉢を使ったコンポストがオススメ!

よくホームセンターで見かけるこちらの取手付きのバケツ型プラ鉢を使用。

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※大和プラスチックホームページより

重ねてある写真を参考に、1段目(黒の鉢)をまず生ゴミで埋めていきます。
いっぱいになったら、その黒の鉢の上にそのまま2段目(緑の鉢)を直接乗せます。(写真のようにふたをして乗せないでください。密封すると熟成がうまくいきません。)

一番上は、雨が降る時だけ鉢底にしく受け皿はふたとして利用し雨をふせぎます。

大和プラスチックさんのグロウコンテナは、鉢底にしく受け皿をふたとして利用することができるため便利です。

最上段をあけたままにするのことで
虫が心配であれば、ストッキングやTシャツなどをふたがわりとして被せるとよいです。

雨の時はふたをして、、、、と一見大変そうですが
土の中をかき混ぜる作業は毎日行いますので、朝天気予報をみて
心配であればふたをする癖をつくるとよいですね。

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下から 受け皿➡︎1段目➡︎2段目➡︎受け皿(ふたとして雨用)
と重ねていくイメージです。

これだったら、なんだかおしゃれ♪
家の外観も悪くしないですね。

材料費0円を目指して

今回、かかった費用は1000円。
”お金を払わずに持続的に用意できるものでおこなう”を達成するために材料費をゼロ円にする必要があります。

ころの庭には、荒れ果てた竹林があります。

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この竹のお陰で畑の日当たりが悪く邪魔でしかたなかった竹ですが、
これを粉砕することで、ピートモスのように通気性のよいコンポスト用の土が作れます。

粉砕機は、市で借りることができるみたいなので問題なし!

ただ、今から始まる暑い夏。
夏の畑仕事に加え竹の除去作業まですると、本業の仕事する暇も元気もなくなりそうなので、冬のコンポスト作りから開始したいと思います。

経過報告、竹のコンポスト作りをこちらで共有しますね。

About me

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ころの庭 こいけ
1982年 生まれ
熊本県で無肥料、無農薬の自然菜園をしています。
植物療法/嗅覚反応分析の勉強中
目標は、植物を通して世界中の人と繋がること。
植物で笑顔を増やすお手伝いができたらと思います。
そんな植物の力を借りる日々をシェアできたらと思います。
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