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思いと身体との関係。
今日の記事は私が妊娠中に起こったことを書いていきたいと思います。
36歳の時不妊治療を精力的に始めました。
(治療歴のことはまた別の機会に記事にしたいと思います)
妊娠がわかり、どんどんと臨月に近づいていく中で私の中である思いが生まれました。
産むの怖い
もう本当この一言に尽きました。
未知の世界すぎて出産するということがただただ恐怖でしかありませんでした。
安定期を過ぎてもう逃げも隠れもできないという時期に(確か7〜8ヶ月頃)、
坐骨神経症になってしまいました。
歩くだけで腰部あたりが「ピキーッ」と激痛が走り、
うぎゃあと悲鳴をあげるほどでした。
一番困ったことはトイレでした。
しゃがむことができない。
恐る恐る便器にゆっくり座るのですが途中でピキー!となるのです。
トイレに行くたびに泣きながら用を足していました(汗)
本当に激痛が毎回走りどうすることもできずただただ泣いてばかりいました。
見かねた夫が女性用の尿瓶を買ってきてくれました。
そして夫が見守る中用を足す私。
もう恥ずかしいとか言ってられない、毎回毎回が試練でした。
今となっては笑い話ですが当時は大真面目でした。
夫がネットで病院を探してくれました。
車で15分ぐらい行ったところにある整骨院でした。初めて行くところでしたがネットの口コミが良かったのです。
突然電話をして混んでいるとの話でしたが窮状を伝えると、
夜の時間帯なら少しだけ見れるとのことで行ってきました。
整骨院の先生は60代ぐらいのおばさんでした。
私の足腰を見るなり
「あなたの出産に対する恐怖が坐骨神経にさせているんだよ」とだけ言って
「針治療する必要ないね。
あとあなた、地に足がついてない。
歩き方を今から教えるから一緒にやってみて。」
そういって足の親指にグッと力を入れてちゃんと立つ練習を一緒にやりました。
あと椅子に座って足腰に力を入れる練習を一緒にやりました。
正味5分ぐらいでしょうか、
「はいじゃあこれで終わりもう大丈夫だから帰っていいよ」
と言われ、
しっかり5500円払い、診察室を後にしました。
正直なんでこんなんで5500円も払うの?
こんなとこ来ないでちゃんと病院行けばよかった
と、後悔すら生まれましたが、
驚くべきことに先生から何も施術もされていないのに関わらず
本当に坐骨神経痛は治ってしまったのです。
私の姉も心配してついてきてくれましたが夫も姉もとてもびっくりしていました。
いつもふたりの前で泣き叫んでいる姿を見せていたので、
整骨院から帰ってきた時のピンピンしている私を見て本当に驚いていました。
私自身が一番びっくりしました。
本当に先生の言葉と歩く練習だけで治ってしまったのですから。
出産に対する恐怖が全くなくなったとは言えませんでしたが、(別の記事にも書きたいと思っていますが出産時はそれはもう色々ありました)
とにかく坐骨神経痛の痛みは治まっていました。
世の中には不思議な事ってあるんだなとこの時感じました。
先生の所にはその後一度も行ってませんが(^_^;)
今日ふとそのことを思い出したので記事にしてみました。
気持ち(心)と身体は密接に繋がっているのだなと痛感せずにはいられない出来事でした。