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第50椀 ウドと豆腐のお味噌汁

初出:2018年5月10日

<お味噌汁> ひと椀がつむぐ大切なもの それは日本のたから

「お味噌汁復活委員会」は、味噌汁の大切さをあらためて発信していこうと、2014年夏にFacebookページにてスタートしました。世話人、お味噌汁復活ライター、一般読者が思い思いの味噌汁を投稿しています。

味噌汁の出汁・味噌・具材を、それぞれに深く楽しく考え広め、毎日の食卓に味噌汁をいただく習慣を復活させるべく、活動の場を広げています。

私コイタは第1期からお味噌汁復活ライターをさせていただいております。ここでは私の書いた記事をまとめて紹介しています。


テーマ:この具材にはこれを合わせたい!

「ウドと豆腐のお味噌汁」

畑と土手の境に植えてあったウドの新芽がニョキニョキ出てきました。今年は木くず堆肥を山盛りにかぶせておいたので、軟白栽培のウドができています。

ウドは酢水で一度茹で上げてアク抜きしてから、中身の白いところを酢味噌和えにしていただくのが大好物なのですが、このときに剥いた皮と穂先を細切りにしてゴマ油で炒め、塩と七味唐辛子で味付けして作るウドのきんぴらもまた大好物なのです。

ある朝、お味噌汁の具を木綿豆腐と何を組み合わせようかと思案していたところ、ふと、このウドのきんぴらと合わせてみようと思いついて作ってみたら大正解なのでした。

そのままのせただけのウドのシャキシャキ感と、木綿豆腐のもっちり感の対比が心地よかった~。さらにウドのきんぴらで使ってあるゴマ油や七味唐辛子が味噌とマッチして出汁に深みも出ていました。

思いつきで組み合わせてみたものの、こんな風にバッチリ相性が良かったりすると本当にいい気分で一日過ごせたりするんですよね~。

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「ウドと豆腐のお味噌汁」
出汁:昆布水
具材:木綿豆腐、ウドのきんぴら(ゴマ油、塩、ゴマ、七味唐辛子)
味噌:手前味噌


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