CRAFT CURRY BROTHERS、死を予感した2021年。
クソみたいな市場と、僕たちは1年こう闘ってきた【告発】クラフトカレーの雄「CRAFT CURRY BROTHERS」による、TRUTH OF FOODとその先とは…。
理想と現実のギャップがエグい。
冒頭で結論から申し上げると、理想通りにはいかず、現状打破の難しさに直面した一年だったと思う。死(ピボット)すら予感した。
正直、「このプロダクトであればいけるでしょ。」そう思っていた。
でも無理や。プロダクトが良くても、人の心は動かない。動かせなかった。
浪漫と算盤のバランス感覚さえ見失ったときもあった。
圧倒的な想いを持ってスタートさせた事業にも関わらず、危なく意図せぬ意思決定を仕掛けた時もあった。
まじで追い込まれすぎて、心身ともに疲弊して、クソみたいな意思決定をするとこだった。絶対そうなりたくないのに。思い返すと反吐が出る。
〈共同創業者であり、実の弟との一枚〉
はじまり。
はじまりはいつも通り、異常な突破力をもった、変人弟の一言。
「カレーのD2C、一緒にやろ。」
改めて振り返ると、まだ一年しか経っていないことに驚いている。
僕らのカレーは、既存のルーカレーと一線を画すカレー。
だから既存のシステムに乗っかることへ拒否反応が自然と生まれ、PUNKでMy wayな主義を、ビジネスに取り入れたかった。
ちなみに、僕たちはブリュードッグからインスパイア受けた。
既存のシステムを破壊したかったから、僕たちはそのシステムの外に身を置き、闘い続けなければいけなかった。これがまたしんどいんだわ。
そんな感じで、尋常じゃない覚悟と信念のもと、心奮わす、エモい食事体験の生産をビジョンに掲げ、事業がはじまった。
変わったこと、変わらなかったこと
僕らが一貫して大事にしてきたことは、まず第1にカレーそのもの。僕らは、カレーに対して熱い思いがある。カレーは愛すべきものだから、カレーに対する人々の考え方を変えたいという強い気持ちを持っていた。だからプロダクトに妥協は一切ない。このカレーへの強い想いと圧倒的商品クオリティー、これが変わっていないこと。これからも変わらないこと。
そこからカレー同様に、食に対する疑問を感じることが多くなり、結果的に人々の食の考え方や概念を変えてやる。と思うようになった。
それが、ミッションであるTRUTH OF FOODであり、YOU ARE WHAT YOU EAT、そしてCurry as a platformの想いに繋がっている。
カレーをプラットフォームと仕立て、カレーというプラットフォームによって食と食が繋がり、地域と地域が結ばれ、人と人が出会う、そんなプラットフォームを目指す様になった。
そして、Curry as a platformではCRAFT CURRY BROTHERSと地域の原産の農家さんや牧場さん、職関係者とのコラボを実現。
格之進、千葉さんとの取組みはまさにその一歩目。
また、TRUTH OF FOODを訴え続けることも泥臭く行なっている。
TRUTH OF FOOD(食の真実)を皆、知りませんよね。
僕もここ数年、様々インプットしていますが以前はまるっきり縁がなかった。
例えば、添加物の話。
日本 :1500種類
アメリカ:133種類
ドイツ :64種類
フランス:32種類
イギリス:21種類
添加物の内訳として、
指定添加物:約400種類
既存添加物:約400種類
天然香料:約600種類
一般飲料物添加物:約100種類
これが事実。これが真実。
安全性を保つ、味や香りを高める、食感や風味を生み出す、栄養を満たす・高める役割がある添加物ですが、危険性も疑われている。危険だから登録されない。
もう、察して。
ただ、大事なのは「添加物を取らない。」という極端な選択ではなく、TRUTH OF FOOD(食の真実)を知った上で、どう配分し、どう選択するか。
全てを変えることは難しいし、ストレスだから、一部だけでも置き変えていくことが大事。そして自分の身体と対話する。
そう、だから行き着くとこYOU ARE WHAT YOU EATなんだよね。あなたは、あなたの食事でできている。もっと尖った言い方すれば、お前の身体は日々の食事に蝕まれているかもよ?ってこと。
その事実を知った上で、どう選択するか。
もうわかっているはず、その意思ある選択が大切だということに。
これから
これからについては、2021年と変わらずですが、守るべきプライドは死守し、捨てるべきプライドは喜んで捨て、変化し続けるスタイルで突っ走る予定。今後の戦略なんかは別記事にて書いたりできたらいいなと。
また、起業までの背景についてむちゃくちゃ詳細まとめているのが下記の事業をスタートさせたときのインタビュー記事になっているので是非。
P.S.
一緒にTRUTH OF FOODを創っていける仲間を募集中。一緒にイベントとかも大歓迎
事業をスタートさせたときのインタビュー記事
#1:兄弟起業編 兄弟起業という僕らのユートピア
https://note.com/foodcorner2020/n/nd0e591ac0e78
#2:事業選択編 アイデンティティとの対峙、そして唯一無二との出会い
https://note.com/foodcorner2020/n/nf32cb56dc660?magazine_key=m7c17623597a5
#3:完全受注生産型D2Cモデル苦悩編 世の軋轢と闘う若輩者
https://note.com/foodcorner2020/n/n8d6cbca6fa7e?magazine_key=m7c17623597a5
#4:カルチャーショック編 角田憲吾(弟)運命の変わり目は、異世界から
https://note.com/foodcorner2020/n/n3d67fd6688a0?magazine_key=m7c17623597a5
#5:カルチャーショック編 角田光史(兄)憧れの国で見た、憧れの1シーン
https://note.com/foodcorner2020/n/n970efca64233?magazine_key=m7c17623597a5
#6:食意識改革編 COVID-19という偶発的事変
https://note.com/foodcorner2020/n/n60d84a2723b1?magazine_key=m7c17623597a5
オンラインストア
https://foodcorner-inc.com/