「人生の豊かさ」の正体は「選択肢の多さ」だった
こんにちは。小出です。
2020年6月からSHElikes(以下、SHE)で学び始めて、早くも3ヶ月が経とうとしています。「とにかく何か、自分の財産になるような勉強をしなければ」と思い立った日が懐かしいです。
この夏は、生まれて初めて取材記事を作成したり、Webページをゼロから作ったり、マーケティングトレースができるようになったりしました。言うまでもなく、5月の私にはどれもできなかったことです。31歳にして、間違いなく成長の夏でした。
SHEで学んでいることが、何か仕事に繋がったわけじゃないけれど、自分のスキル(=できること)がちゃんと増えていく実感があって、「バナー作るの楽しいな、副業でやりたいかも」「この先、Webデザイナーとして働くのもいいかも」「ライター業も楽しいから、PRライターとか目指してみようかな」と、最近は欲張り思考に。
「ずっと今の会社で働き続けて死んでいくんだ」と思っていた私が、いろいろな職業に思いを馳せられるようになり、それだけでも楽しく毎日を過ごしています。「ずっとここ(会社)にいなくてもいいのかも」と思えたことは大きかった。
そんな中で、ふと気が付いたことがあります。それは、「人生の豊かさは、選択肢の多さだ」ということ。
前置きが長くなりましたが、今回はこのお話をさせてください。
選択肢が多いほど、自分の理想のライフスタイルに近づける
人生の豊かさは、選択肢の多さだと思った理由。それは、何かを決断する場面での選択肢が多いほど、自分が思い描くライフスタイルに近付けると気が付いたからです。
つまり、人生においてより自分の理想の方向へ進んでいくことができる。
今はまだ「選択肢が少ない側」の私ですが、四角形の頂点が増えるほど円に近づいていくように、選択肢を増やすことで「自分の理想のライフスタイル」に近付きたい。そんな風に思っています。
私たちの生活は、小さな選択の連続
シェイクスピアの名言にもあるように、「人生は選択の連続」です。日々の生活の中で、私たちは小さな選択を繰り返しながら生きています。
「今日のランチ、外に行きたいな。何食べようかな?」
「このワンピース可愛い!買っちゃおうかな」
「平日に病院へ行きたいけど、そのために有休使いたくないな・・・」
何かを決める時、選択肢が多いと、QOL(Quality of Life)が上がりやすい。より自分の希望に近いものを選べることは、心地良いからです。
例えば、在宅ワーク中のランチ。家の近所にカフェ、イタリアン、和食ダイニング、ファストフード、タイ料理屋がある人は、自分の食べたいものを選んで食べられそう。でも、近所にファストフード店しかない人はどうでしょうか。
お金がない人は「買わない」という選択しかできない買い物も、お金がある人は「買う」か「買わない」かを自分の意思で選ぶことができます。
フレックスタイム制を導入している会社で働いている人は、「平日に通院する」という選択ができますが、そうではない人は有休を使ったり、混んでいる土曜日に行ったりすることになります。
どれも日常の些細な決断ですが、その1つ1つを自分の思うとおりにできる生活は、私たちの描く「豊かさ」に近い物ではないでしょうか。
「環境による影響が大きいから、自分の力だけじゃ選択肢を増やせない」と、私もそんな不満を持っていました。しかし今は、その環境も、自分で選択肢を増やしていく過程で変えていけるんじゃないかと思っています。
人生における大きな選択をする時のために、キャリアの選択肢を増やしておく
生きていると、大きな選択をしなければならない時があります。とくに女性は、ライフイベント発生時にどうしても不利。
「今の仕事はつまらないけど、転職はなぁ。スキルもないし、やりたいこともないし。待遇のためだけに続けるしかないな」
「夫の転勤が決まった。ついて行ったらキャリアを失うけど、単身赴任はさみしいな」
「出産を機に退職。育児が落ち着いてきたからまた働きたいけど、子持ちの就活が厳しすぎる。あきらめようかな」
勉強して偏差値を上げれば、志望できる大学が増えていくように。自分のスキルセットを増やしていくと、キャリアの幅が広がります。
キャリアの幅が広がると、自分が生きたいように生きられる。SHEのスタッフの方、SHEのセミナーに登壇される講師の方、そしてSHEメイトの皆さんがキラキラ働く姿を見て、そう気付かされました。
例えば、Webデザインのスキルが身についたら、転職だってできるし、フリーランスになって在宅で働くこともできる。家族の事情に左右されず、キャリアを積んでいくことができる。今の仕事を続けながら、副業で収入を得ることもできる。その先で、日々の生活の些細な決断を、きっと自分の意思で選べるようになる。
私自身、仕事はつまらないけど他にスキルもないし、やりたいこともない。給料のためだけに仕事を続けるOL、つまり「選択できない側」であることに気が付きながらも、諦めていたのです。
しかし、SHEに入会して、パラレルキャリアという言葉を知り、自分の好きなこと×得意なこと×稼げることの組み合わせで実際に活躍している女性たちと出会い、「Webデザインもライティングも、勉強さえすれば、私にもできるかも」と思えるようになりました。
ふしぎなもので、Webデザインができるようになってくると「Webデザインの仕事やりたいな」と思える。SHEのライターコースの卒業制作として取材記事を作成してみて初めて、「取材記事の仕事も受けてみたい」という気持ちになった。「好きこそものの上手なれ」の逆です。できるようになると、好きになる。
デザートビュッフェを楽しむように、自分の好きなものを好きなように選びながら、いつまでも心地よく生きていけたらと思っています。
今はそのための準備期間。まだまだSHEでたくさん学びます!
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